築20年マンションのお風呂の追い焚きリフォームを諦めた話

私たちが購入した中古マンションのお風呂には、追い焚き機能がなく、いわゆる「高温差し湯方式」でした。なので、入居前のフルリフォームを機に、お風呂に追い焚き機能をつけてもらおうと思い、相見積もりをとりました。

ところが・・・・

タイトル通り、お風呂の追い焚きはあきらめる結果となったのです・・・(涙)

今回は、その理由をご紹介します。

※前回までの記事をご覧になっていない方は、↓こちら↓をどうぞ!

追い焚きが「現実的に無理」という理由

リフォーム会社の方に言われたのは、「物理的には可能だが、現実的には無理だと思います。」ということでした。それは何でなの?と思いますよね。

相見積を依頼したリフォーム会社のうち、2社からその理由を聞きましたので、それぞれご紹介します。

リフォーム会社Aからの説明

  1. マンションの配管系統が追い焚きに対応した形になっていないので、新たに配管を新設する工事が必要になる
  2. その場合、給湯器から浴室まで配管を引き込むために、マンションの構造壁(躯体)に穴をあけて、配管を通す工事をすることになる
  3. マンションの特性上、躯体に穴をあけることは禁止されているケースがほとんどである
  4. どうしてもその工事をしたい場合は、マンションの管理組合に問い合わせをして、場合によっては管理規約の改定をしないといけなくなる

ということでした。なるほど~・・・

さすがに管理規約を改定してまで、追い焚き工事をゴリ押ししたいわけではありません・・・

ちなみに、1.の「配管系統」についてですが、高温差し湯の場合は、配管が一本だけで、お湯の流れは給湯器から浴槽へ一方通行です。

それに対して、お湯が循環する追い焚きの場合は、「ペアチューブ」や「ペア管」といって、給湯器から浴槽へお湯を送る配管とあわせて、浴槽のお湯を給湯器へ運ぶ戻り配管があるそうです。

その「ペアチューブ」「ペア管」を、新たに給湯器から浴槽まで通す工事が必要となるということです。

リフォーム会社Bからの説明

基本的には、上のリフォーム会社Aと同様の説明ですが、以下のようなことも教えてくれました。

  1. 給湯器と浴室がすぐ近くの場合(壁1枚を挟んで、給湯器と浴室が隣り合っているような場合)は、比較的簡単にできるので、これまで何度か追い焚き工事をしたことがある。
  2. それに対して、給湯器から浴室までの間に部屋を1室またぐような間取の場合は、追い焚きのペアチューブをどうやって浴室まで運ぶのか(天井を這わせるのか?等)がネックとなる。
  3. 築10年以内くらいのマンションであれば、さや管ヘッダー工法(※)という工法で作られていることもあるので、その場合は配管の交換も比較的簡単にできる。それに対して、築20年くらいのマンションの場合は、配管はコンクリートの中に埋っているので、その元の配管は残したまま、新しく追い焚き用のペアチューブを新設することになる。

ということでした。

※ちなみに・・・さや管ヘッダー工法とは、

さや管ヘッダー工法とは、樹脂製のさや管の中に本来の給水管を通す、二重構造の配管工法のことです。

HOME’Sより(http://www.homes.co.jp/words/s1/525000469/)

やはり、マンションの場合は、管理組合から構造壁(躯体)に穴をあけることが許可されることが必須条件となるようですが、それが許可されたとしても、給湯器と浴室が離れている場合は、新しい配管(追い焚き用ペアチューブ)の通し方が、また難しいということです。

私たちが購入した中古マンションの場合

マンションの管理規約は?

マンションの管理規約を見てみると、やはり躯体は共有部分であり、修繕(リフォーム)が可能なのは専有部分に限る、と明記されていました。

下の間取図でいうと、濃いグレーで厚みのある壁が構造壁であり、躯体に該当します。梁や床下のコンクリートも躯体であり、共有部分ということです。

マンションの間取りは?

そして、下の間取図を見ていただくと分かる通り、 確かに私たちが購入した中古マンションは、給湯器がある場所から浴室までが離れています。

中古マンション追い焚きリフォームの際の給湯器と浴室の位置

仮に、マンションの管理組合から例外的に躯体に穴を開ける工事の許可が下りたとしても、給湯器から浴室までの距離を、きれいに(隠して)配管を通そうと思ったら、結構大がかりな工事になります。

結論

そこまでして追い焚きにしなくてもいいかな・・・と思い、高温差し湯のままで、浴室のリフォーム&給湯器の交換をしました。

理由は2つ

  1. 前日の残り湯を温めて次の日も入る・・という使い方はしない
  2. 新しいお風呂は、魔法びん浴槽(LIXILではサーモバスという商品名)にするので、お湯は冷めにくい

とうことです。

エコリフォームという会社の目的別マンションリフォーム工法 バス・洗面台というページもとても参考になりましたので、よろしければご覧ください。

マンションで追い焚きへ機能付のお風呂へのリフォームを検討している方は、マンションの規約や構造をしっかり確認することをオススメします。

また、真冬にこの高温差し湯のサーモバスの使ってみて、実際どうだったかもレポートしたいと思っています!

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