中古マンションを購入する際の「妥協点」とは?

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人によって「住まい」に求める優先順位や価値観は様々なので、当然「妥協点」も様々かと思います。ですので、今回はあくまでも私たちが購入した中古マンションの「妥協点」となりますが、少しでも参考になることがあれば・・と思い記事にします。

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妥協点1:古いこと

そのまんま!ですね。築20年近いので、やっぱり新築マンションや築浅マンションと比べると、どうしても「古びた感じ」は否めません。

外観

まず外観が古っぽいです。そもそものマンションのグレードというのもあるのだと思いますが、最近の新築マンションの外壁は、ほとんどがタイルですよね。

でも私たちが購入した中古マンションの外壁は吹付け塗装です。

吹付け塗装の方が、コストは安いようです。築20年近いので、1回目の大規模修繕も終えており、きれいに塗り直しはされていますが、やはりタイル張りのマンションと比較すると、安っぽいし古臭い印象です。

でもタイル張りの外壁と比較したら、当然、今後の修繕費用も安いはず・・・←無理やりメリットに捉え直す(笑)

内装

内装は、誰が何と言おうと古いです。まぁ、古い賃貸暮らしを重ねてきた身としては、大して驚きませんが、築20年の内装を見てテンションが上がる人はいません。

ご主人は気に入ったけど、奥様がお気に召さなくて・・・ということが起こりえるポイントだと思います。

しかし!築20年となれば、「リフォームありき」です。築20年は、築10年以内の中古マンションと比較しても価格がグッとこなれてきますし、その差額でフルリフォームも可能です。下手に築10年の築浅中古マンションに住むよりも、新品のお風呂やキッチンが実現できますので、悪いことばかりではありません。

ですので、リフォーム前提でマンションのハコだけ見学する心づもりが大切ですね。

共有スペース

キッズスペースとか、パーティルームとか、ゲストルームとか、そんな流行りのものは存在しません。辛うじて、会議室らしきものがあるようです。

でも、それだけ管理費が必要ないってことです。←無理やりメリットに捉え直すPart.2(笑)

エントランスやエレベーターなども、古臭い感じは否めません。でも、エントランスやエレベーターで暮らすわけじゃないし・・・ま、いっか。と諦めました。

設備

ディスポーザー?そんなものはありません。生ごみは可燃ごみとして捨てて下さい。それだけです。生ごみの匂い??ビニール袋や蓋付のゴミ箱で工夫しながら、ある程度は我慢する。それだけです。

ディスポーザーがあれば、それだけメンテナンス費用(管理費)がかかりますからね。

今までの人生で、ディスポーザーがあればどんなにいいことか・・!!なーんて思ったことは、1回もありません。だから正直、妥協点ってわけでもないです。

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妥協点2:線路に近くて電車の音がうるさい

これは唯一、大きなデメリットでした。駅近なのはいいのですが、線路沿いにあるため、正直電車の騒音が気になります。私たちはマンションの8階部分ですが、電車の音は上方向にも響くので、特急列車が通過すると結構うるさいです。

売買契約を結んだ際にも、売主さんに「住み心地はいかがでしたか?」と聞いてみたのですが、やっぱり電車の騒音は気になったと言っていました。

しかし!!主人曰く、音はそのうち慣れて気にならなくなる!と言い張っています(笑)

でも20年近く住んだ売主さんは、慣れなかったようだけど!?と心の中でつっこんでみるものの、まぁ住んでみないと分からないかな、と思っています。(この点に関しては、住んでしばらく経過してからまたレポートしたいと思います。)

でもとりあえず、窓ガラスやベランダのサッシは、寒冷地のように全て2重になっています。ガラスだけ2重になっているペアガラスではなく、窓を1枚開けると、もう1枚窓がある、という作りです。

なので、窓を閉め切っている状態なら遮音性は良好です。問題は、窓を開けて風を通すの気持ちいい季節ですね。(乞うご期待!)

あとはこの二重サッシ、遮音性だけではなく断熱効果にも優れているので、ますます冬はあたたかく過ごせそうです。

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妥協点3:水回りや和室の段差

水回りの段差

最近の新築マンションでは、基本的にフルフラットだと思います。でも築20年くらいのマンションは、水回り(洗面所とユニットバス)が1段高くなっていることが多いです。

これは、水回りの配管が通っているからです。今は、段差スラブで逆に水回りを凹ませるという方法で段差をなくしているそうですが、昔はその工法というか発想がなかったのでしょうね。

中古マンションでこれを解消するには、全室の床の高さを、全面所やユニットバスの高さに合わせて底上げする、という方法になってしまいます。でもこの方法だと、段差は解消できますが、天井が低くなり狭く感じてしまいます。

ですので、私たちは、この水回りの段差は妥協しました。

和室の段差

築20年近い中古マンションの場合、リビングに隣接した和室が一段高くなっているケースがあります。

これは、コンクリートスクラブに直接フローリングを貼っている「直貼り工法」の場合、フローリングの厚さよりも畳の厚さの方があるため、その分和室が1段高くなってしまう仕組みです。

私たちもリビングの隣の和室が5~6cm高くなっていました。

これも仕方ないな、と妥協点の1つだったのですが、意外や意外!!リフォームで解消することができました。(詳細はこちらの記事でご紹介しています→築20年中古マンションのリビングと和室の段差を解消するリフォーム

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妥協点4:カウンターキッチン(対面式)ではない

これは築20年の中古マンションだから・・・というのはあまり関係なく、たまたまその物件が対面式キッチンではなかった。ということです。

リフォームで対面式キッチンにレイアウト変更できないものかと検討しましたが、うまくいかず諦めました。(関連記事はこちら→キッチンを独立型から対面式へリフォームしたかったが、あきらめた話

ネット上には「スケルトンリフォーム」「リノベーション」って感じで、壁付キッチンから対面式キッチンにリフォームした例がたくさんありますが、私たちのマンションの場合はそれをすると動線が悪くなり、キッチンのカウンター前のスペースも狭くなってしまうのでやめました。

 

以上、私たちの中古マンション購入時の妥協点でした。結構ありますよね。完璧なマンションなんてありません。やはり中古マンションは、見栄とかステータスとか、その辺に強いこだわりがあると、なかなか買えないかもしれません。

私たちの場合は、やはり何と言っても相場より安い価格、そして広さ(4LDK)、日当たり、駅近、などメリットがデメリットを上回っていると感じたので、購入に踏み切りました。

外観の古くささや水回りの段差があっても、少ない住宅ローンで4LDKで広々と暮らした方が、よっぽど快適に暮らせるよね!っていう理屈です。

夫婦間で、新築と中古で意見が分かれている方などがいましたら、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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このブログを書いている人
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サラリーマンの妻で、30代後半2児の母です。
築20年程の中古マンションを購入し、フルリフォームして暮らしています。
細かいところにこだわったリフォームの体験談やレビューを中心に、ブログで熱く語っています!

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