もともとは、別の部屋のドアを引き戸にリフォームする案が浮上したのが、ことの始まりでした。
その時に、「あれ?もしかしてトイレも引き戸にリフォームした方が、暮らしやすくなるんじゃない??」と思ったのがきっかけです。
もちろん理由は、「マンションの狭い廊下にトイレのドアが開くと邪魔になるから」です。
じゃあ、どんな時にどう邪魔になるの?というのを1つ1つイメージした上で、最終的に引き戸へのリフォームを決めましたので、今回ご紹介させていただきます。
トイレの開き戸が邪魔になる場面
子供の乳児期(ハイハイ~トイレトレーニング開始前)
これを読んでいる方が乳幼児のママであれば、容易に想像がつくと思うのですが、いわゆる赤ちゃんの「後追い」ってやつですね。ママの後を追ってトイレにまでついてくるんです。
うちの2歳半の息子も、いまだについてきます。泣かれようが何しようが、1人で入りたいときはドアを閉め切って、鍵までかけてトイレに入ることもありますが、大抵は少しドアを開けて中に入ってこれるようにしておきます。
そして、中に入ってくるのはいいんですが、ドアを思いっきり開け放ったままにすることもあります。
ある程度の歳になれば「ドア閉めて」とお願いすれば閉めてくれますが、それができないうちは、全開にされてしまうと、便器に座って排泄中のママが、ドアを閉めることができなくなってしまうんですよね・・・
廊下を人が通る時に、そのドアが邪魔になるのはもちろん、家族といえどもやっぱり恥ずかしいです・・・(-_-)
(※「赤ちゃんと一緒にトイレに入ってドアを閉めてから用を足せばいいのでは?」と思った方のために補足しますと、そうすると抱っこ抱っこ~\(゜ロ\)と足にしがみ付いてきたり、トイレットペーパーをひっぱってイタズラしてみたり、何かと面倒なことになるので、赤ちゃんがトイレにたどり着くまでの間に、できるところまで済ませておきたいのです。じゃあ、もうトイレに鍵かけて1人で入れば?って意見もあるかと思いますが、トイレの前で大号泣しながらドアをバンバン叩いて大騒ぎするので、それもそれで面倒なんです・・・)
子供の幼児期1(トイレトレーニング期)
トイレトレーニングが始まると、ママもしくはパパが側に付き添うことになります。マンションのトイレの広さだと、ドアを閉めた状態で、ズボンの上げ下げの手伝いをするのは狭すぎます。この時期は、トイレの前に子供用の踏み台を置いたりするので、なおさらです。
なので、トイレのドアは開けたまま、大人の体は半分は廊下に出た状態で、お手伝いをします。
単純にズボンの上げ下げや、お尻を拭くなどの手伝いだけでなく、「おしっこ出るかなぁ?」とか声掛けしながら、時には歌を歌ってあげたりと、我が子を見守る時間もあるので、結構長いです。
その間、廊下は通りにくい状態です。
子供の幼児期2(トイレトレーニング完了後)
これは我が子の場合だけかもしれませんが、5歳になった今でも、「ママも一緒じゃなきゃ嫌だ!」と言って、トイレに付き添いを要求してくるときがあります。
私が手伝うことは何もなくても、トイレのドアを開けたまま見守っていてほしいそうです。
その間、廊下がふさがります・・・
トイレ掃除
上の3つに比べると、頻度は減りますが、トイレ掃除中もやっぱりドア(開き戸)は邪魔になります。
私は、トイレの床も掃除機をかけることがあるのですが、その時も開き戸は邪魔になりますね。
今後、予想されるトイレの開き戸の危険性
これはまだ見ぬ未来の話ですが、子供が3人になり皆大きくなると、朝はトイレが混雑すると思います。
家族5人が同じ時間帯に、トイレに出たり入ったりするだけでなく、洗面所や各部屋を行ったり来たりするわけですから、トイレのドアが廊下側に開くと、それにぶつかるといったシーンが予想されます。
分かっていてもトイレのドアを勢いよく開けてしまうことがあると思いますし、廊下も走ってしまうことがあると思います。
子供が小さいうちは、体がまだ小さいですし、子供自身が急ぐことは基本ありません。でも、ある程度の年齢になれば、子供自身も朝急ぐようになりますし、体も大きくなってきます。
中学・高校の男の子なら、部活動のデカいバックを肩にぶら下げながら廊下をバタバタと行ったり来たりする姿が思い浮かぶのですが、そうなると毎朝トイレと廊下のところで、狭さを痛感してイライラする気がするのです。
※画像はPanasonicからお借りしています。
まとめ
というわけで、トイレの開き戸が邪魔あるいは危険になる場面を具体的に挙げてみました。
一度「トイレのドアは引き戸の方が使い勝手がいいのでは?」ということに気が付いてしまった以上、もしそのリフォームをしなかったときに、「やっぱり引き戸にリフォームしておけばよかった・・・」と後悔するのは目に見えているな・・・というのが、最終的に決断した理由です。
それに、私たちは中古マンションの入居前リフォームで、壁紙と床材(フローリングもクッションフロアも全て)新しくする予定でしたので、ドアもそれと同じタイミングでリフォームするのがベストだと、リフォーム業者の方からアドバイスされました。
ドアだけ後からリフォームしようと思っても、壁や床の補修まで必要になってくるので、どうせやるなら同じタイミングの方が余分なコストが抑えられるということでした。
もし入居前にあちこちリフォームをする方は、このトイレの引き戸も考えてみる価値はあると思います。
よろしければ、こちらの記事も御覧ください。
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