自宅マンション(中古マンション)のリフォームに関する記事を中心に書いているブログですが、私自身の産後の思い出についてザッと紹介しつつ、里帰り出産に備えた実家のリフォームについて後押しできれば…と思って書きます。
私の「里帰り出産」
私は3人の子どもがいますが、実は、1度も里帰り出産をしていません。
夫は残業が多く帰宅時刻が遅いので、里帰り出産をしたかったのが本音です。でも、どうしても譲れない理由があって、里帰り出産をあきらめました。
そのどうしても譲れなかった理由とは、「実家が築35年で、お風呂やキッチンが古くて汚くて、そして寒かったから」です。
初めての出産で育児への不安やストレスも大きい中、「あの実家」で赤ちゃんのお世話をするイメージがつきませんでした。
そんなことがあり、里帰り出産はしないことに決めたのです。
私の実母と産前産後の思い出
最終的に、産前から産後の約1カ月間、実母に泊まり込みで手伝いに来てもらう形を取りました。
暮らしなれた自宅マンションで、設備や空調は問題なし。
ただし、大きな問題が待ち受けていました。
それは、家事を手伝ってくれる実母の身に降りかかったのです。
- 徒歩での買い物に一苦労(自転車に乗れない&慣れない土地での運転が怖い)
- 行き慣れていないスーパーでの買い物にも一苦労
- キッチンの勝手が違うので、料理するのも一苦労
私の初産で、実母は60歳を超えていました。 若い頃より体力は落ち、記憶力や適応力も確実に落ちています。
そのため、慣れない土地・慣れない家での生活に、四苦八苦しているようでした。
私が心身共に元気な状態であれば、その母をサポートしてあげられるのですが、産後はそうは行きません。
会陰切開の傷や痔でボロボロになった身体と慢性的な睡眠不足、そして、初めての育児で何かと神経質になっている状態です。
- なかなか買い物から帰ってこない母
- スーパーから「豆腐ってどれを買ったらいい?」と電話してくる母
- 鍋やボウルなど、調理器具の場所を何度も質問してくる母
- 母1人では使った調理器具を元の場所に戻せず、行方不明になることも度々
- そのうち母も料理が億劫になり、コンビニ弁当が頻発…
いつもの自分なら笑って許せることですが、産後は些細なことでイライラしたり、悲しくなったり・・・ただでさえ気持ちが不安定になっています。
しかも、母乳育児でやたらとお腹が空いていた私。
ようやく赤ちゃんが昼寝して「さあ、今のうちにお昼ごはん!」と思っても、お昼ごはんがまだ出来ていない…ということも多々あり、いつしかそんな母に不満を抱いてしまうのです。
そして、そんな自分に嫌悪感を抱いてしまうのです。
これが里帰り出産をしていたなら、母はお馴染みのスーパーでサクッと買い物をして、自分仕様のキッチンで手際よく手料理を作ってくれたことと思います。
実家をリフォームした後
私が子供を2人出産した後になりますが、実家がついに水回りを中心にリフォームをしました。
リフォームでお風呂やキッチンはとても快適になり、私も帰省時のストレスがなくなりました。
両親に孫の姿を見せたい気持ちはあったのですが、リフォーム前は正直帰省するのがちょっと億劫で…。帰省する季節も選んでいました。
リフォーム後は、その心理的ハードルが無くなったことで、帰省の頻度や滞在日数は増えました。
「私の出産前に実家のリフォームがなされていたら、私は迷わず里帰り出産したのに…」というのが心残りです。
私のリフォーム経験
それからしばらく後・・・
私達夫婦は中古マンションを購入したことをきっかけに、リフォームを経験しました。
子育ての視点でリフォームも工夫し、快適な暮らしを手に入れました。
まとめ
- 実家が古くて汚いので、里帰り出産を諦めた
- 泊まり込みで手伝ってもらった実母にも苦労をかけた
- リフォーム前後の赤ちゃんとの暮らしの違いを実感している
- リフォーム経験があり、リフォームの流れを知っている
こんな私の経験を生かして、
「里帰り出産したいけど、実家が古くて汚いから…」と迷っている妊婦さんのために、実家のリフォームを後押しするための記事をこれから少し書いてみようと思っています!
これから出産するママとそのご実家のお父様・お母様が、安心して快適な環境で赤ちゃんを迎え入れるお手伝いができれば、私の産後のあの辛い思い出も昇華されるかなと思っています。
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