購入した中古マンションのキッチンリフォームをする際、浄水器の検討をしました。
私のように、リフォームを機に、新しく浄水器を入れる方は多いのではないかと思います。
浄水器を導入する場合、見落としがちだけど、意外とバカにならないのがフィルター(カートリッジ)のランニングコストではないでしょうか?
今回のブログ記事では、リクシルの浄水器フィルター(カートリッジ)のランニングコストについて調べて比較したいと思います!
リクシル 浄水器のバリエーション
今回は、リクシル リシェルSIのカタログに掲載されている浄水器をピックアップしました。(シエラとアレスタ、リシェルSIのカタログを比較してみると、リシェルのカタログが1番種類が多く掲載されていました。)
浄水器の種類をを大きく分けると、
- 浄水機能付水栓金具
- 浄水器専用水栓
の2つに分けることができます。
浄水器専用水栓を入れる場合は、シンクに水栓(水道の蛇口)が2つ設置されている状態になります。
以下は、リクシルのリシェルSIのwebカタログから、該当箇所を一部抜粋したものです。
浄水機能付 水栓金具
浄水器専用水栓
※ちなみに、リクシルの総合カタログには、もう少し別の浄水器も掲載されています。
それぞれの浄水器の対応カートリッジ
対応カートリッジ | 交換時期 | ||
オールインワン
浄水栓 |
DSタイプ・エコハンドル
JFAD461SYXJG5A JFAD461SYXNJG5A |
オールインワン浄水栓用
JF-20 JF-21 JF-22 |
2~4ヵ月
(20~10L/日) ※JF-22は 1.5~3ヵ月 |
DNタイプ・エコハンドル
JFAE461SYXJG5A JFAE461SYXNJG5A |
|||
タッチレス水栓
ナビッシュ |
A6タイプ
浄水器ビルトイン型 JF-NA466S-JG5 |
アンダーシンクタイプ
JF-45N JF-43N |
12ヵ月
(25L/日) |
ハンドシャワー
水栓 |
浄水器ビルトイン型
エコハンドル F904-JG F904K-JG |
アンダーシンクタイプ
UZC2000-SW |
12ヵ月
(20L/日) |
浄水器専用水栓
ナビッシュ |
ビルトイン型
JF-ND701-JG JF-ND701N-JG |
ビルトイン型
JF-45N JF-43N |
12ヵ月
(25L/日) |
浄水器専用水栓 | ビルトイン型
JF-WA501-JG JF-WA501N-JG |
||
カートリッジ内蔵型
JF-WA505-JG JF-WA505N-JG |
水栓内蔵型
JF-53 |
2~4ヵ月
(20L~10L/日) |
|
還元水素水生成器
TK-HB41JG |
ビルトイン型
TK-HB41C1JG |
12ヵ月
(30L/日) |
|
料理用調水器
OH-A23N |
ビルトイン型
JC-401 |
12ヵ月
(20L/日) |
表にしてみるとこんな感じです。
アンダーシンクタイプとビルトイン型と別の呼び方になっているのが不思議ですが、カートリッジはJF-45Nで同じものです。
ビルトイン型(アンダーシンクタイプ)は、サイズも大きく、たっぷりろ過できて、長持ちするようです。
専用カートリッジのLIXIL公式・楽天・アマゾン価格
リクシルの公式オンラインショップと、楽天市場、Amazonで、各カートリッジの価格を調べてみました。
カートリッジ | 型番 | LIXIL公式
オンライン SHOP |
楽天市場 | アマゾン |
ビルトイン | JF-45N | 17,383円 | 13,696円 | 13,943円 |
JF-43N | 15,326円 | 11,400円 | 11,400円 | |
TK-HB41C1JG | 16,149円 | 14,201円 | 13,000円 | |
JC-401 | 13,886円 | 7,200円 | 9,970円 | |
水栓内蔵型 | JF-53 | 4,868円 | 3,666円 | 3,775円 |
アンダーシンク | UZC2000-SW | 15,942円 | 7,560円 | 8,150円 |
オールインワン | JF-20 | 3,325円 | 2,444円 | 2,416円 |
JF-21 | 4,354円 | 3,166円 | 3,000円 | |
JF-22 | 4,212円 | なし | なし |
※2016/8/8調べ、消費税8込(8%)の価格です。送料は含めていません。
※JF-53、JF-20、JF-21、JF-22については、複数個入りの商品の1個当たりの価格を掲載しています。(バラ売りより価格が安くなるので)
全体的に、楽天が優秀ですね!
JF-22に関しては、楽天・アマゾンでは、取扱っているショップがないようで、検索しても出てきませんでした。
浄水器ランニングコストの比較
リクシルオンラインショップ・楽天・アマゾンの3つから最安値をとって、1ヶ月あたりのカートリッジ代を計算してみます。
また、1日当たりの使用水量によって交換時期が異なってくるカートリッジもあるので、それに応じて2パターンで比較してみます。
アンダーシンクタイプは、例えば「12ヵ月(25L/日として)」としか書いていないのですが、使用量がそれより少なくても、12ヵ月で交換するものとして比較します。(期限を過ぎても使用すると、浄水器を通さない水よりも汚れた水になってしまう・・・と聞くので)
カートリッジ | 型番 | 10L/日 | 20L/日 |
ビルトイン | JF-45N | 1,141円/月 | 1,141円/月 |
JF-43N | 950円/月 | 950円/月 | |
TK-HB41C1JG | 1,083円/月 | 1,083円/月 | |
JC-401 | 600円/月 | 600円/月 | |
水栓内蔵型 | JF-53 | 916円/月 | 1,833円/月 |
アンダーシンク | UZC2000-SW | 630円/月 | 630円/月 |
オールインワン | JF-20 | 611円/月 | 1,222円/月 |
JF-21 | 750円/月 | 1,500円/月 | |
JF-22 | 1,404円/月 | 2,808円/月 |
こうして比較してみると、ビルトインのJC-401とアンダーシンクUZC2000-SWが、コスパの点で優秀ですね。
サンウェーブ アンダーシンクタイプ浄水器 交換用カートリッジ [UZC2000-SW]
しかし・・・!!
いずれの浄水器(本体)も、シエラのカタログには掲載されていないのが気になります。得意の「シエラでは選べません」ってパターンでしょうか(笑)
オールインワンは、使用量が少ない場合にはいいですが、使用量が増えるとコスパが悪くなります。しかも、JF-43Nが13物質除去なのに対して、JF-20やJF-21は5物質除去だけですし。
まとめ
浄水器カートリッジのランニングコストは、ひと月あたり1,000円前後ってところですね。
使用するカートリッジによって、性能(除去できる物質)に差がありますし、還元水素水のようにプラスαの機能がついている浄水器もあるので、単純にコスト比較はできませんが、浄水器選びの参考にしていただければ幸いです。
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