我が家では、「ナビッシュ」のハンズフリー水栓 B8タイプ[SF-NB481SX](定価99,000円)を使っています。
ナビッシュを利用して丸5年。
超便利で大満足です!
ナビッシュの使いやすいところ・使いにくいところも含めて、ユーザーとしてのレビューを書きたいと思います。
リクシル ナビッシュ選びの大きな分かれ道(自動センサーの有無)
ナビッシュは現在、12種類の商品が発売されていますが、大きく分けると
- ナビッシュハンズフリー(自動センサーあり)
- ナビッシュ(自動センサーなし)
この2つに分類されます。
ナビッシュハンズフリーは自動センサーがついており、吐水口(蛇口の下)に手を差し出すだけで水が出て、手を引っ込めたら自動で水がとまります。
私は、自動センサーあり(ハンズフリー)のナビッシュを選んで大正解だった!!と思っています。
キッチンリフォームで大満足しているところBest3に入るくらいです。
公共のトイレ等で、自動で水が出る水道をよく見かけますが、反応がイマイチで手が洗いにくいことってありますよね?
でもナビッシュなら大丈夫!
センサーがとても優秀で反応が良く、ストレスなく使えますよ!
ナビッシュハンズフリー(自動センサー)が大活躍する具体例
ナビッシュハンズフリー機能の良いところは、楽に節水ができる!という点ですよね。
うちは食洗機を設置するし、そんなに節水を意識する必要もないんだけど…
と思っている方に是非お伝えしたいです。
私がナビッシュハンズフリー機能を使って、便利だなぁと思っているBest3をご紹介します。
食洗器に食器を入れる前の予洗い
※動画準備中
我が家はビルトイン型食洗機を使っており、毎日2~3回は回しています。
食洗機に食器をセットする前に、お皿に残った残飯などをサッと水で流すのですが、その時にこのナビッシュハンズフリーがいい仕事をしてくれます。
普通の水道であれば、
- マメに水を出したり止めたりして予洗いしながら食洗器に入れていく
- 水を出しっぱなしにして、予洗いしながら食洗機に入れていく
- 水を出しっぱなしにして、全て予洗いを済ませてから、まとめて食洗器に入れる
- シンクに洗い桶をおいて、ためた水でまとめて予洗いする
こんな感じでしょうか。
うーん・・・
1.は面倒だし、2.は節水の観点からよくないけど、3.や4.のやり方にすれば、普通の水道で十分な気がする…
それがですね、家族が増える食器の数も増えて、シンクはすぐにいっぱいになるんですよ。つまり、まとめて予洗いするには、十分なシンクのスペースが確保できず、作業しづらいんですよね。
なるほど…。料理をしながら、使い終えた調理器具を先に食洗機に入れてしまえば、シンクが物であふれかえることはないんじゃないですか?
はい。そうしたいのは山々なんですが、大小さまざまな食器や調理器具を食洗機に入れる順番はおおよそ決まってくるんです。大きめの調理器具(ボウル・ザル・鍋など)を食洗機に入れるのは、最後の方になります。つまり、それら調理器具はシンクや調理台で待機させることになります。
せっかく食洗機があるなら、調理器具も食洗機で洗いたいですよね。
シンクが洗い物であふれかえっても、
- 最初に食洗機に入れていく食器から順に予洗いして、どんどん食洗機に投入していく
- 徐々にシンクのスペースが空いてくる
- 大きめの食器や調理器具の予洗いがしやすい
自動センサー付のナビッシュハンズフリーなら、水を出しっぱなしにすることなく、この一連の作業が可能になるんです!
へぇ~、なるほど。
お米を洗うとき(米を研ぐとき)
※動画準備中
- 水を出したり止めたりする手間が不要
- レバーに手を伸ばす必要がないので、水道まわりが米のとぎ汁で汚れない
無洗米を愛用していた我が家も、子ども達が成長し食べる量が増えたので、価格が安い普通精米を購入するのようになりました。
お米を洗う時も、このナビッシュハンズフリーの自動センサーがいい仕事をしてくれます。
子どもが手を洗うとき
まだシンクの蛇口に手が届かない乳幼児も、大人が抱っこすれば(または踏み台に上がれば)、子どもは自分で手を差し出して手洗うことができます。
少し背が大きくなって蛇口にさえ手が届けば、レバーに手が届かなくても、子ども1人で手を洗うことができます。
- 小さい子どもが自分でレバーを操作して、いきなり水量をマックスにして水ハネしてしまう…といった心配がない
- 子どもが使うにあたって、大人の介助は最小限&踏み台の使用期間も短くて済む
ナビッシュの使いにくいところ・不具合・不満など
水量&水温の調整はタッチレスではできない(※エコセンサー付は除く)
水量や水温の調整は、根元のレバーを操作する必要があります。
この時のレバーの操作は、普通の水道(混合栓・シングルレバー)と基本的に同じ。
我が家でよくおこる水量トラブルはこちら↓
水量トラブル具体例
- 大きな鍋に水をためるために、レバーを操作して水量をMaxにする
- 水量を元に戻すのを忘れ、水量Maxのまま放置してしまう
- 次に何かを洗う際、自動センサーでMaxの水量が出て水ハネしてしまう
こんな感じですが、水量を元に戻し忘れるのはたいてい夫です。
私はそもそも水量調整が面倒なので、いつもの水量でのんびり水をためることが多いです。
つづいて、我が家でよくある水温トラブルはこちら↓
水温トラブル具体例
- 冬に鍋などを手洗いする際、レバーを操作して水温をぬるま湯に調整する
- 水温を水側に戻すのを忘れ、そのまま放置してしまう
- 浄水器ブリタに水をくむ際、ぬるま湯が出てきてしまう
冬限定ですね。
ブリタの水がぬるくなっても、冬だし「あーあ…」で済ませています。
ただし、エコセンサーという機能がついたナビッシュ(A9・A7・B7)なら、タッチレスで水とお湯の切り替えが可能です!
意図せず水が出たり、なかなか水が止まらないことがある
- センサーに汚れが付着
- 溜め水や鏡面物に自動センサーが誤検知
などの理由で、こちらの意図通りに水が出ない・止まらないことがある
と言っても、ごくごくまれです。
年に数回発生するかな?といった程度で、ストレスに感じるほどではありません。
ナビッシュを使い慣れていない人が手こずる
家に遊びに来た親族・友人や、家電設備の修理・点検にきた作業員の方などが、台所の水道を使うことがあります。
- 根元のレバーを上下させて水を出そうとする
- 私が使いかたを説明しても、自動センサーと先端タッチレススイッチの挙動に慣れず、思うように操作できない
ま、これはナビッシュを設置する以上、避けられないですね…
でも友人たちには「いいねコレ!」と評判ですよ。
番外編1:よその家のキッチンでいつもの癖が出る
実家・義実家、友人の家などで、キッチンを使う際、いつもの癖で蛇口の下に手を差し出してしまいます。
あれ?水がでない…
そうだった!これはナビッシュじゃない(笑)
って感じで、ついうっかり・・・
水が出ないことですぐ気が付いて、1人でこっそり照れ笑いしながらレバーを操作しています。
これは我が子も同様にやっているのを見たことがありますね。
すぐ気が付くし、別に不満というほどのものではないので「番外編」とさせていただきました。
番外編2:センサーの寿命・故障のリスク
ナビッシュを入れる時に一番気になったのは、センサーの寿命や故障のリスクでした。
普通の水栓ならそう簡単に故障することはないのですが、ナビッシュは「寿命のある電化製品」と考えた方がいいという口コミを見たことがあります。
リフォームする際に、施工業者さんにも質問してみたのですが、
今まで施工したお客様は皆、とても使いやすいと喜んでいただいてます。
不具合の話も今のところ聞いたことがないです。
ただ、シンプルな水栓と比較したら、やはり故障のリスクは高いと思います。
とのことでした。
我が家では、現時点で丸5年(正確には5年と4カ月)使用していますが、今のところ特に不具合はないです。
故障リスクを差し引いても、ナビッシュによる恩恵の方が大きいと思いますね。
なんせ毎日何度も使う場所なので。
※もし今後、故障するようなことがあれば、即‼このブログで追加レビューします。
その他ナビッシュの各種機能について
以下は、我が家のナビッシュには無い機能ですが、参考までに個人的な意見を記しておこうと思います。
浄水器について
ナビッシュの浄水器には大きく分けると2タイプ
- 浄水器ビルトイン型
- 浄水器専用ナビッシュ
多分この浄水器ビルトン型のナビッシュにするかどうかは、結構な悩みどころかと思います。
浄水器ビルトイン型ナビッシュをおすすめしたい人
- 貯水槽付きマンションなど、水道から明らかに臭い水が出てくる家庭
- キッチンが狭く、なるべく物は減らしたい人
- 予算に余裕がある人
- 1万4千円前後の浄水カートリッジを、年1回キチンと交換できる人
ナビッシュの浄水カートリッジはシンク下に据え置くことになるんですが、このカートリッジが結構お高め…
楽天等でも送料&消費税込で14,000円超、リクシル公式サイトなら税込18,700円です。
ケチらず1年に1回交換できるかが鍵となります…(私は無理そうだった 笑)
私もビルトインタイプの浄水器を入れておけばよかった…と後悔したこともあったのですが、なんだかんだブリタで十分かなと!今は思っています。
ちなみに、我が家のブリタのカートリッジ交換コストは年間で5千円弱です!
詳しくは↓こちら↓の記事をどうぞ!
エコセンサーについて
このエコセンサー機能があれば、お湯と水の切り替えのためにいちいちレバーを手で触る必要がないので、便利ですね。
ただ、食洗機をメインで使う家庭やマンション住まいの場合は、なくてもそんなに問題ない気がします。
お湯と水を交互に使い分けるシーンってあまりないし…
マンションはキッチンから給湯器までの距離が離れている分、お湯と水の切り替えにタイムラグが出るし…
ルミナスサインについて
光の色の変化で吐水温度を表示。一目で適温かどうかわかります。冬の湯待ちの煩わしさを軽減し、高温吐水時の危険表示にもなります。
うーん、どうでしょうね…
お湯を使うのは基本的に冬なので、私は湯気が出たことでお湯に切り替わったことを判断したりもしてますね。
我が家は、一瞬で火傷するほど熱いお湯が出ないように給湯器本体で給湯温度を設定していますが、夏でももっと高温のお湯を使いたいご家庭では赤いランプ(高温吐水時の危険表示)が便利そうですね!
検知音出力について
吐水口先端のセンサーに手をかざすだけの楽々操作。汚れた手でも触れずに済むので、水栓まわりを汚すことがありません。また、操作時に検知音が出るので、耳でも操作を確認できます(検知音はオフにもできます)。※検知音はA10・A9・A7・A6・A5タイプのみ。
検知音ってどんな音だったかな?
ショールームで聞いた気がするけど、覚えていない…
あればあったで便利!
無くても全然不便じゃない!!
ナビッシュ選びで一番無視していい機能!!!
そんな気がします!
お掃除楽々台座について
台座がスカート状になっているので、キッチン水栓で最も汚れが気になる水栓下部の汚れを「サッ」とひと拭きでお掃除できます。
※A10・A9・A7・A6・A5タイプのみ。
確かにこの部分は、水垢がたまりやすい場所ですよね!
でも・・・
私は「お掃除楽々台座」の恩恵がどれほどなのか信用できず、なくてもいいや…とナビッシュ選びの考慮に入れませんでした。
せっかくなので、5年使った我が家のナビッシュの水垢をご覧ください。
レバーの根元にも水垢がたまっていますね。
私はこれが嫌でマメに拭いているんですが…
夫も子ども達も水ハネに無頓着なので、5年も経てばこんなもんでしょうか…
電源(乾電池式)について
電源不要でリフォームにおすすめ
電源がなくても設置ができる乾電池式が登場。電池ボックスもコンパクトなので場所を選びません。アルカリ乾電池単1形2本で電池寿命は約1年です。
これは水栓だけ交換する時にありがたい商品ですね!
停電した時にもいつも通り使えるのがありがたいですね。
でも、どのナビッシュも停電時には手動に切り替えることができますよ!
取扱説明書を見ながら、シンク下をいじることになりますが。
まとめ
- タッチレス水栓は超便利!気になったら是非入れるべし!
- ナビッシュなら自動センサーありの「ナビッシュハンズフリー」が絶対おすすめ!
- あまり重要じゃない機能に惑わされるな!
- 浄水器ビルトイン型にするかどうか?が一番の悩みどころかも…
ナビッシュにリフォームを検討中の方、キッチンリフォームを検討中の方には、こちらの記事もオススメです!↓
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