パモウナの地震対策|「上置き」なしで震度6弱に耐えられた?!食器棚の被害レポート

新居(中古マンション)に引越してから、新しくパモウナの食器棚を購入した我が家。

パモウナ購入にあたっては、地震対策をどうするか迷ったのですが、結局「上置き」と「フィラー」は採用しませんでした

そして、購入してから約半年後に震度6弱の地震にあいました。

これから食器棚を購入される方や、食器棚の地震対策を検討中の方の参考になるよう、我が家のパモウナにどの程度の被害があったのか?詳細にレポートさせていただきます!

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我が家のパモウナ食器棚と地震対策

我が家のパモウナ食器棚はこちら↓VZシリーズ(VZR-S1200R)です。

  • 高さ:198cm
  • 幅:120cm
  • 奥行:45cm
  • カウンター高さ:85cm

パモウナ食器棚の上置・フィラーは無し

上置」とはこの部分↓です。

綾野製作所・パモウナの食器棚の上置

上置」と一緒に「転倒防止機能付きフィラー」を設置することで、地震対策の1つになるようです↓

パモウナ転倒防止機能付きフィラー

パモウナ カタログより「転倒防止機能付きフィラー」

ただし、「転倒防止機能は万が一の地震発生時の家具の転倒リスクを低減する機能を有していますが、地震発生時の被害防止を保証するものではありません。」と明記されています。

私は、以下の理由により、上置&フィラーを購入しませんでした。

  • 上置きは、位置が高すぎて収納スペースとしては使いにくい
  • 地震対策は別の方法でもできる
  • 我が家のキッチンでは、上置きがない方が圧迫感がなくてスッキリする
  • 上置き・フィラーもそれなりの値段がする

パモウナ附属のプラスチックL字型固定具で壁と固定

我が家のパモウナ食器棚は、このように2ヶ所を壁に固定していました↓
パモウナ食器棚を付属のL字金具で壁に固定する

 

私が購入したパモウナ食器棚には、プラスチック製のL字金具ビスが付属していたので、それを使用して固定しました↓
パモウナ付属のL字型の固定具(プラスチック製L字金具)

ただし、大塚家具などの大手の家具屋で購入しても、このL字金具の取付けまではやってくれません。(パモウナのカタログにも「固定金具はお客様取付けとなります。」と明記されていました。)

パモウナのカタログには「壁が石膏ボードの場合でも取付け可能です。」と記されているのですが、地震対策として強度を確保するなら、石膏ボードの奥に「下地」がある場所をしっかり確認して取り付ける必要があります。

下地がない部分(石膏ボードだけ)にビスを打ち込んでしまうと、地震で揺れた時に、ビスの根元からあっさりと抜けてしまいます。

↑このような下地チェッカーを使うことで、壁の下地(石膏ボードの裏にある木製の柱)の場所を確認できるそうです。

私(アカネ)
私(アカネ)

私は自分でやる自信もなく、面倒くさがりなので…
コンセントの増設工事とあわせてリショップナビ経由でリフォーム会社にお願いしました。

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震度6弱によるパモウナ食器棚への被害

震度6弱による食器棚への被害はどの程度だったのか?写真付きでレポートします!

食器棚を壁に固定していたプラスチックL字型固定具の損傷と壁紙の破れ

震度6弱の地震により、片方のL字固定金具は真っ二つに割れてしまいました
パモウナ食器棚を壁に固定していたプラスチックL字金具が地震で割れる

私(アカネ)
私(アカネ)

パモウナ付属のL字型の固定金具を使用していたのですが、正直「プラスチック製って強度的に大丈夫なの??」とちょっと不安だったんですよね…

この時「やっぱり割れたか…!」と思いました。

 

もう片方のL字固定金具は割れませんでしたが、ゆがんで変形しています↓
パモウナ食器棚を壁に固定していたプラスチックL字金具が地震で破損&敗れた壁紙

↑そして、食器棚の角が壁にぶつかったことで、壁紙(ビニールクロス)が一部破けてめくれてしまいました。

ただ、プロの職人さんにしっかり下地の場所を確認してもらって固定してもらっていたので、ビスごと壁から抜けてしまうことはありませんでした。

しっかりと壁に固定されていたからこそ、プラスチックのL字金具が割れたのだと言えます。

食器棚を水平にするために下に噛ませていたダンドリビスの飛び出し

パモウナ食器棚を水平にするためのダンドリビスが、地震で飛び出してしまった様子

食器棚をただ置いただけでは、フローリングが沈んで水平にはなりません。

リフォーム会社の職人さんが食器棚を壁に固定する際、このようなビス(ダンドリビスという商品)を下に噛ませて、水平に設置してくれました。

震度6弱の揺れにより、このダンドリビスも食器棚の下から飛び出してしまいました。

つまり、食器棚は水平ではなく前方に傾いている状態に…。

いつもの力加減では引出しが締り切らない&最後まで締り切っていないと、そのまま自動でゆっくり開いてしまう状態になってしまいました↓
パモウナ食器棚の傾きによるトラブル

食器棚から落下した食器

食器棚から落下した食器は、これだけ↓
地震により食器棚から落下したけど割れななかったビールグラス

↑このグラスはビールのおまけとして付いてきたもので、そこそこ厚みもあるせいか、全く割れませんでした。

このグラスを収納していたのは、食器棚の上半分の引戸スペース↓
地震発生時に開けっ放しだった食器棚の引き戸この引戸は、地震の揺れによって開いてしまったのではなく、私の怠慢により開けっ放しの状態でした…

開き戸より引き戸の食器棚の方が地震に強いというというのは有名ですが、引き戸は開けっ放しでも邪魔にならないので、ついつい閉め忘れてしまうんですよね…

食器棚の中で割れてしまった食器

恐る恐る食器棚の中を確認しましたが、割れたりヒビが入っているものは何もありませんでした。

我が家で愛用している食器・グラスのほとんどは、業務用にも使われるような丈夫なものが中心なので、多少ぶつかり合っても平気だったようです↓
震度6弱の地震でも割れなかった食器類

↓下の写真のような、華奢なシャンパングラスやワイングラスも収納していたのですが、それらも無事でした。
我が家の華奢なシャンパングラスとワイングラス

同じマンションの同じ階に住んでいる方は、

伯母さん

高い食器に限って割れてしまって…

と嘆いていたので、食器棚の固定や収納の仕方などによって、被害に差が出たと考えられます。

ちなみに、地震対策を何もしていなかった近所の友人は、食器棚が倒れてほとんどの食器が割れてしまったそうです。

大きな揺れだけでも相当な恐怖を感じるのに、食器棚が倒れて食器が割れる音が鳴り響いたことで、さらに恐怖心が増しただろうと思います。

幸い、食器棚の前に誰もいなかったので大事には至らなかったけど、幼い我が子がそこにいたら…と想像してゾッとしたと言っていました。

その後、細心の注意を払って後片付けをしたけど、それでも足を切って怪我をしてしまったと言っていました。

なので・・・
何の地震対策もせず食器棚を使用するのは、絶対にやめましょう!

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震災後に振り返る食器棚の地震対策の反省点

地震対策として良かった点

食器棚まわりの地震対策として、良かったと思われる点を挙げてみると

  1. 食器棚を、壁(下地がある場所)にビスで固定していたこと
  2. 食器棚の中に、滑り止め付きのシートを敷いていたこと
  3. 食器棚の前の床にタイルカーペットを隙間なく敷き詰めていたこと
  4. シャンパングラス・ワイングラスを逆さまに伏せ、ギュウギュウ詰めに収納していたこと

2.の滑り止め付きシートとは、この商品です↓

東和産業 TOWA 食器棚シート

東和産業 TOWA 食器棚シートの素材感

↑表面はワッフル状の布地になっており、裏面はシリコンのような素材で滑り止め加工が施されています。

ワッフル状の布地は滑りにくさを追求した素材とは言えませんが、何も敷いてない状態と比べると、お皿は確実に滑りにくくなります。(私は、ある程度はお皿を滑らせて出し入れできる状態がよかったので、この布製のシートにしました。)

もっと滑りにくい素材のシートがよければ↓このような商品が良いでしょう。

 

3.のタイルカーペットは、このような商品です。

キッチンに敷き詰めているタイルカーペット

↑厚さ約10mmでクッション性があり、防音効果も高いタイルカーペットです。汚れた部分だけはがして洗濯機で洗濯できるので、お手入れも楽です。

先日、うっかり生卵をカーペットの上に落としてしまったのですが、割れませんでした!

食器棚から落下したグラスが割れなかったのは、このカーペットのおかげかもしれません。

 

4.のシャンパングラスやワイングラスの収納は、↓このような状態です。
食器棚の中でのワイングラス・シャンパングラスの収納方法↑このように逆さまに伏せて収納したのは、ワイングラスは滅多に使わないのでホコリが入らないように…という理由であり、地震対策を意識したものではありませんでした。

でも、もしかしたら、このような収納方法にすることで結果的にヒビも入らず無傷で済んだのかも??と思っています。

ワイングラスやシャンパングラスは、足の台座部分より飲み口部分の直径の方が大きい作りです。

その飲み口部分を下に伏せて、ギュウギュウに詰めて収納していたので、地震によるグラスの揺れ幅が小さくて済んだのかもしれません。

地震対策として悪かった点

  1. 食器棚を固定するL字金具がプラスチック製だったこと
  2. 食器棚と天井の間に使える突っ張り棒を用意していなかったこと
  3. 地震に強い引き戸タイプの食器棚なのに、引き戸を開けっ放しにしていたこと
  4. 食器棚の下に噛ませていたビスをボンド等で固定していなかったこと

2.に書いた「突っ張り棒」について補足します。

突っ張り棒は見た目的にあまりカッコいいものではないので、極力使いたくはないのですが、とりあえず購入して手元に置いておくべきだった…と後悔しました。

というのも、震災は通常、本震の後に余震が続きます。

熊本の震災のように、最初は前震で、その後にもっと大きな本震が来るケースもあります。

我が家のように、最初の揺れで固定金具が破損してしまった場合、2回目の大きな揺れに耐えられない可能性が高くなります。

そして、震災後は、近所のお店も通常営業ができない状態です。営業を再開しても、レジは長蛇の列ですぐに品切れします。

ネットで防災グッズを買おうにも、日本全国で急激に防災意識が高まるため、ほとんどが品切れ状態。仮に在庫があったとしても、物流も混乱するためすぐには届きません。

つまり、地震発生後に突っ張り棒を購入しようとしても、すぐには手に入らないのです。

最も理想を言えば、最初から複数の方法(固定金具によるビス止めと突っ張り棒)による地震対策を施しておくべきでした。

せめて、突っ張り棒や予備の固定金具を手元に置いておいて、すぐに追加で対策できるようにしておくべきでした。

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パモウナ食器棚の地震対策として改善した点

  1. 金属製のL字固定金具を使って、壁(下地あり)に固定した
  2. 食器棚と天井の間に使える突っ張り棒を購入
  3. 引き戸は開けっ放しにせず、小まめに閉めるようにした
  4. 食器棚の下に噛ませているダンドリビスをボンドで固定した

↓このような白色に塗られた金属製のL字固定金具で、パモウナ食器棚を壁に固定しました。
パモウナを金属製のL字固定金具で壁に固定↑我が家は、65mm×65mm程度のL字型の固定金具で2ヶ所を固定しましたが、もう少し大きいサイズの固定金具で3~4か所を固定した方が、さらに強度は増すと思います。

 

そして、食器棚と天井の間に使えるサイズの突っ張り棒も購入しました。

↑アイリスオーヤマは2本セットでお手頃価格ですが、より強度を求めるならこちら↓

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これからパモウナ食器棚を購入する人へのアドバイス

これからパモウナ食器棚を購入される方は、予算が許せば、「上置」&「転倒防止機能付きフィラー」を設置するのが一番楽で見栄えがいいと思います。

私のように、何らかの理由で上置き&フィラーを設置しない場合は、

  • ビスで壁に固定
  • 突っ張り棒で固定

といった対策を取りましょう。

突っ張り棒は、賃貸住宅でも自分で簡単にできる地震対策ですが、可能であれば壁にビス打ちした方が安心です。

自分でやってみよう!という方は、電動のインパクトドライバーがあった方がいいですね。

↓マキタのコンパクトなDIY向け商品

自分でやるのは自信がない・面倒くさい…という方は、リショップナビ経由で工務店に設置を依頼すると確実で安心です。

※ちなみに私は、パモウナの壁への固定と同時に、コンセント位置の移動専用電源の増設工事(電子レンジと炊飯器を同時利用を可能にするため)も一緒にやってもらいました。

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まとめ

「食器棚が倒れても命に関わることは無いだろう…」といった考えは危険です。

余震発生率が高い状況で、さらに電気・ガス・水道等のライフラインがストップしている中、粉々に割れた食器を片付けて怪我をするのは、想像以上の精神的ストレスがかかります。

繰り返しになりますが、地震大国日本においては震災にあう確率が非常に高いので、必ず地震対策を施しましょう!

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レビュー 食器棚えらび
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このブログを書いている人
アカネ

サラリーマンの妻で、30代後半2児の母です。
築20年程の中古マンションを購入し、フルリフォームして暮らしています。
細かいところにこだわったリフォームの体験談やレビューを中心に、ブログで熱く語っています!

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