食器棚(キッチンボード)をお探しの方が必ず通るのは、この大手2社
- パモウナ
- 綾野製作所
ではないでしょうか?パッと見、どちらも似た雰囲気です。
でも、パモウナと綾野の2社の大きな違いは何なの?!・・・って気になりますよね。
ざっくりとまとめてみました。
※ちなみに、私アカネは、当初リクシルの食器棚を購入しようと思っていたのですが、なんやかんやで、現在この2社(パモウナと綾野)を検討中です。
【過去記事】
リクシル シエラの収納ユニットではなく市販のキッチンボードを探すことにした理由
1.「モイス」という素材の採用・非採用
パモウナと綾野製作所で、最も注目すべき違いは、この「モイス」ではないでしょうか。
モイスとは?
湿気を吸収、放出する機能をもった新素材です。
炊飯ジャーやスチームオーブンから出る蒸気も吸湿するので、表面が結露しないという優れもの!
今流行りの珪藻土(けいそうど)みたいなイメージですね。(※珪藻土より優れモノという情報も見かけました。)
詳細はこちら→MOISS
綾野製作所はモイスを採用
綾野製作所曰く、「モイスの力が水蒸気と臭いから守る。」そうです。
そしてそして、
適湿化素材MOISS(モイス)の調湿効果性能を10年間保証!
購入日から起算して10 年以内に、カビ、ワレ、結露が生じた場合、モイスを交換してくれるとのこと。ただし、機能低下につながらない汚れは対象外。
なお、保証期間が過ぎも、有料で交換可能だそうです。
↓詳細は以下の綾野製作所のページをどうぞ↓
パモウナはモイス非採用
一方、パモウナはあえてモイスを採用しないという立場。
その理由は以下の3つだそうです。
- モイスの表面はザラザラしていてほこりが付きやすく、汚れてもふき取れない
- モイスの水蒸気をためる性質は、湿気に弱い木製家具の寿命を縮める
- モイスは交換が必要な素材で、家具本体よりも極端に寿命が短く、交換の費用や手間がお客様の負担になる
つまり、交換不要で永くきれいに保てるかがポイント!ということですね。
そして代わりに、空気を循環させて熱や蒸気を放出するスチームリムーバーというファンが用意されています。
2.サイズ展開の違い
そして2つ目。パモウナと綾野製作所では、サイズ展開が異なるのですが、特に注目したいのは、カウンター高さと幅です。(ちなみに奥行は、両社とも45cm/50cmの2種類です。)
カウンターの高さ
パモウナのカウンター高さは2種類のみ。
- ハイカウンター100cm
- レギュラーカウンター85cm
それに対して綾野製作所は、3種類の高さが用意されています。
- ハイカウンター96.3cm
- ミドルハイカウンター91.3cm
- ミドルカウンター86.3cm
幅
パモウナの幅は20cm刻みで、
- 幅100cm
- 幅120cm
- 幅140cm
- 幅160cm
といった展開になっています。
それに対して、綾野製作所は、幅100cm 以上になると10cm 刻みで選ぶことができます。(※ただし、幅10cm刻み対応シリーズはSS(スイート)、LX(ラクシア)、CC(コネクトプラス)、SH(シャンティ)のみ)
3.価格の違い
そして3つ目は価格。
パモウナよりも、綾野製作所の方が全体的に高いようです。
綾野製作所の方が、細部の作りがしっかりしていたり、サイズバリエーションが豊富だったりすることから、制作コストが余分にかかるのだと思われます。
まとめ
以上、パモウナと綾野製作所の食器棚の大きな違いでした。
簡単にまとめると
パモウナと綾野製作所のちがい
- パモウナでは「モイス」は使っていないが、綾野製作所では「モイス」を採用している
- パモウナよりも綾野製作所の方が、カウンター高さや幅などのサイズ展開が豊富
- パモウナよりも綾野製作所の方が価格が高い
という3点ですね。
次回は、私自身がパモウナor綾野のどちらを選ぶか?今の気持ちを整理したいと思います!
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