和室のリフォームにあたって、当初は、半畳縁なしの琉球畳風の和室に憧れていた私ですが、色々悩んだ末、普通サイズの縁(ふち・へり)がある畳にすることにしました。
過去記事
私と同様に、あまり目立たない畳縁を希望している方のお役に立てれば…と思い、ブログ記事にしたいと思います。
リフォーム会社経由でもらった畳縁サンプル
残念なことに・・・
リフォーム会社からいただいたサンプルがどれもイマイチでした・・・orz
柄物の畳縁
うーーん・・・・実家!!
画像では伝わりにくいですが、台紙が黄ばんでいて、年季を感じます(笑)
無地の畳縁
最初、柄物のサンプルしかもらえなかったので、追加で無地の畳縁サンプルをリクエスト。
悪くはないんですが・・・・
ナイロン素材なのか、ちょっとテカテカして安っぽい印象。無地ゆえ、のっぺりとした光沢がそう感じてしまう原因でしょうか。
24色の様々な色味がありますが、自宅の畳と比較しても、これ!とすんなり選べませんでした。
分かりやすい畳屋さんのHPを発見!
ネットであれこれ調べまわっている中で、とっっっても分かりすくて親切な畳屋さんのサイトを発見しました。
有限会社 鳥光畳店のHPです。
何が親切って、畳が新しくてまだ青い時と、黄色く退色した時と、両方の画像に、畳のフチが添えられてて、両方の雰囲気を確認できるんです!
具体的イメージはこちら→https://tata3tori3.com/heri_79stream.htm
最近流行りの和紙でできた畳は、あまり変色しないらしいですが、天然のイグサを使った畳は新しい時と古くなってきた時とで、色味が変化していきますからね。
ちょっと余談ですが、こんなデザインの畳縁もあるの!?とビックリさせられます。ド派手な花柄とかキティちゃんとか・・・↓
あとは、畳縁の糸の素材や太さ、織り方の違いも伝わってくるので、見ていて楽しいですよ。素材や製造元の情報と併せて、表面の光沢感(低め・ふつう・高め)といった情報も記載されているので、ありがたいですね。
私が選んだ畳縁
新品で緑色の時も、黄色く退色してからも、畳と自然と馴染むような色味で無地の畳縁を探しました。
最終的に私が選んだ畳縁はこちら↓
※リンク先ページを下の方までスクロールしてご覧ください。
リリー1も2も3も、どれも落ち着いたグリーン系で、新旧両方の畳の色と馴染みやすいなぁと思います。
私が選んだリリー3は、黄みが強い緑ですが、彩度が低く、自然素材のイグサとすんなり馴染む質感だなぁと感じました。
注意:高田織物株式会社の公式HPのオンラインカタログを見てみましたが、今現在、リリーの色展開は変更されているかもしれません。他にも素敵な畳縁が数多くあるので、ご参考までにリンクを貼っておきます。TOPページがステキです!
実際の写真
新畳バージョン
↑私の希望通り、畳縁が目立ちません。
古畳バージョン
約2年経過しています。
※子供のおもちゃで散らかっていたのですが、撮影前に片付けました。ただし、左手奥にある雑然とした棚は、どけるには面倒だったので、モザイク加工しています。
他の画像も御覧ください。
無地ですが、表面の織り方に表情があって、のっぺりとした印象にならないところが気に入っています。
退色前後の比較
撮影条件(外の天候による光の強さやカメラ)が異なるので、微妙な色の違いは避けられませんが、雰囲気はお分かりいただけるかと思います。
畳は新品で青々としている期間はあまり長くないので、どちらかというと黄色っぽく退色したあとの色味に近い畳縁を選んだつもりですが・・・畳縁が目立たないのは、左の新畳ですね。
畳縁のサンプルを取り寄せる時間がなかったので、ネットの画像だけで選んでしまったせいだと思います。お時間ある方は、必ずサンプルを取り寄せて、実物を確認しましょう。
でも、今となっては、これで良かったかなと思っています。
というのも、古畳と同じ黄色っぽい畳縁だと、全体的にぼんやりしてしまりがない印象になる気がしませんか?新畳の時は、色うんぬん以前に、イグサのいい香りがして、特別な空間になるからいいんですけどね。
畳の素材や縁にこだわりたい場合
ここまで読んで、「やっぱり和紙や樹脂製の変色しにくい畳を選びたい」もしくは「やっぱり縁なしの琉球畳風にしたい」と思われた方もいるかもしれません。
畳の製造で日本一の三条たたみなら、全国各地にショールームや店舗をかまえていますし、インターネット上で無料の見積依頼ができますので(もちろん見積後のキャンセルも無料)、一度調べてみることをお勧めします。
しかも、1年無料保証付き!うっかりシミを作ってしまっても、無償で同等品に張り替えてくれるという太っ腹なサービスです。
私も、次回、畳替えの時は、この三条たたみさんにお願いする予定です。
↓三条たたみ公式HP↓
https://www.tatamilife.jp/
まとめ
いやぁ、畳縁ひとつで、これまた大げさな記事になってしまいました。
どなたか、琉球畳風にしようかしまいか悩んでいる方、はたまた、畳縁が選べなくて悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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