キッチンの「オートダウンウォール」あるいは「電動昇降吊戸棚」「電動昇降キャビネット」ってご存知ですか?キッチンのリフォームを検討中の方、もしくは、新築注文住宅のためにシステムキッチンを検討中の方なら、誰しも通る道かもしれません・・・
私もこの「オートダウンウォール」の存在を知り、心奪われた人間の一人です(笑)
今回のブログ記事では、この「オートダウンウォール」のメリットや魅力について書きたいと思います。
オートダウンウォールとは?
我が家の中古マンションリフォームにおいては、キッチンはリクシルにしました。
オートダウンウォールとは、リクシルの商品名です。
↑こんな感じで収納棚もありますし、食器乾燥庫もあります。
大手キッチンメーカー各社の類似商品
リクシルだけではなく、大手メーカー各社が、同様の商品を作っており、呼び方はメーカーによって様々です。
電動 | 手動 | |
リクシル | オートダウンウォール | ダウンウォールなど |
パナソニック | 電動昇降ウォールユニット | ソフトダウン・ウォールユニット |
クリナップ | 電動ウォールキャビネット | 手動ウォールキャビネット |
タカラスタンダード | 電動昇降吊戸棚 | システム昇降ラック「アイラック」 |
TOTO | 電動昇降式食器乾燥庫 | アイレベルラック |
↑上の写真は、パナソニックからお借りしているのですが、電動だけではなく、手動で下せるタイプもあります。
従来のキッチン吊戸棚の問題点
最近の新築マンションの主流は、対面式のオープンキッチンなので、そもそも吊戸棚がないご家庭も増えてきていると思います。
しかし、対面式キッチンでも吊戸棚があるタイプだったり、壁付キッチンの場合は、必ずこの吊戸棚がありますよね。
この吊戸棚、背が高い方であれば一番上まで楽々手が届くのかもしれません。しかし、日本人女性の平均身長程度しかない私には、吊戸棚の一番上には手が届きません。
なので、吊戸棚の最上段には、普段あまり使わない食器や調理器具を入れているのですが、この踏み台が面倒で、「あまり使わない」ではなく「全く使わない」になってしまっているのが現状です・・・(涙)
とうか、吊戸棚の最上段はもはや「何をしまっているのか分からない」ゾーンになっています(笑)
たま~に、踏み台を使って吊戸棚の最上段に入れた物を出してみて「あぁ、そういえばこんな物もあったね・・」という感じです(笑)断捨離的には、その時点で即・ゴミ箱行きにすべき状況ですよね(笑)
オートダウンウォールのメリットと活用方法
そんなわけで・・・
このオートダウンウォールは、手が届きにくい吊戸棚のスペースを、必要な時だけ下に降ろすことで、出し入れが楽になり、普段使いの収納スペースとして有効活用できるというわけです!
クリナップは数多くのバリエーションがあり、使い方のイメージが広がるので、画像を紹介させていただきます。
↑こちらの画像はクリナップからお借りしています。
以下は、私が感じた具体的なメリットです。
踏み台なしで、吊戸棚上段のスペースに手が届く
繰り返しのようになりますが、1番はこれです。
いちいち踏み台を持ってくる必要もなく、見やすい位置まで降ろすことができるので、何をしまっていたっけ??なんてことになりません。
水切りカゴのゴチャゴチャを隠せる
水切りカゴや食器乾燥になっているタイプの電動昇降戸棚であれば、キッチンのワークトップから、水切りカゴを無くすことができます。
我が家では、だいぶ前から食器洗乾燥機を愛用していますが、それでも手洗いがゼロになるわけではないので、水切りカゴも併用しています。
水切りカゴは、どうしてもゴチャゴチャしますよね。
その水切りカゴを吊戸棚に隠せるなら、キッチンがかなりスッキリした印象になります。
出しっぱなしになる調味料を隠しつつ、使う時は目の高さに
私は、塩、砂糖、こしょう、油などの調味料は、ガスコンロの近くに出しっぱなしにしているのですが、油はねやホコリなどで汚れがちですし、どうしてもキッチンがゴチャゴチャした印象になってしまうのが嫌でした。
かと言って、引出しや戸棚に収納すると、料理する時にパッと出し入れが出来ないので、それもストレスになります。
でも、このオートダウンウォールにそのような調味料を収納し、料理中は下に降ろしておけば、出し入れがとってもしやすいですよね。
使わないときは上に上げて収納しておけるので、ホコリも被らず、キッチンもスッキリします。
まとめ
以上が、私がオートダウンウォールに感じた魅力・メリットです。
私個人は、できるだけ物をゴチャゴチャ置きたくないタイプなので、必要な時だけ使いやすい位置に降ろせて、使わないときは隠せる、という点がとても大きなメリットに感じました。
しかし・・・・
このオートダウンウォール、色々考えた挙句、採用を思いとどまりました(笑)
長くなりましたので、詳細は次のブログ記事で書きたいと思います。
※つづきはこちらから→オートダウンウォール(電動昇降吊戸棚)のデメリットに気付き、採用しませんでした
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