パモウナと綾野製作所を中心に食器棚(キッチンボード)を探してきましたが、ようやく、自分が欲しい食器棚のカタチが見えてきました!
雑な手書きのメモですが、全体像はこんな感じ↓
私と同様に、パモウナ・綾野製作所で食器棚を探されている方も、他社の食器棚を検討中の方も、きっと参考になる部分があるかと思います。
では、1つ1つ解説します!
食器棚全体のサイズ
食器棚の幅
スペース的には、最大で135cmの食器棚を置くことができる我が家ですが、最終的は幅120cmにすることにしました。
詳細は、前回の記事で↓
食器棚の奥行
途中、奥行45cm未満の食器棚も探しましたが、最終的には奥行45cmにすることに決めました。
我が家のキッチンの通路幅は狭く、奥行45cmにして、ようやく通路幅が75cm程度確保できる状況です。
理由は以下の4つ。
- 既製品で奥行45cm未満の食器棚は非常に数が少ない
- 奥行45cm未満だと、小型の電子レンジしか置けず、オーブンレンジが置けない
- 奥行45cmあれば、小型~中型のオーブンレンジも置ける
- 通路幅75cmでも大丈夫!というブログを発見(過去記事:通路幅が狭いキッチンの食器棚(キッチンボード)選び)
食器棚の高さ
圧迫感がなく、さらに、手が届きやすい位置までの高さということで、高さ2m前後が理想です。
上置きは、とりあえずナシで。(どうしても必要を感じたら、後から購入するかもしれませんが。)
上置が要らないと思った理由は
- 上置の分だけ、料金が高くなる
- 手が届かない場所に収納があっても、要らない物をため込むだけ
- 奥まった独立キッチンなので、できるだけ圧迫感をなくしたい
- 地震対策はビス留めでどうにかなるのかな?
- 天井部分に隙間があっても、ホコリの掃除くらいはやるよ
こんな感じです。
食器棚の上キャビネット
上キャビネットは引き戸
ここは絶対に引き戸!!
我が家は、キッチンの通路幅が狭いので(約75cm)、開けっ放しでも邪魔にならない引き戸であることが重要です。
この上キャビネットには、毎日使う食器を収納する予定です。つまり、食器棚のメイン収納スペース!
配膳時に食器を出すとき、洗った食器を食器棚に戻すとき、引き戸だったら開けっ放しでも邪魔にならないというのが最大のポイントです。
引き戸収納の高さと可動棚
開けっ放しでも邪魔にならい引き戸部分は、毎日使う食器はもちろんのこと、下キャビネットの引き出し部分には入れたくない繊細な食器も入れることになります。
それは、つまり・・・
ワイングラスとシャンパングラスです!
下キャビネットの引き出しだと、他の食器とぶつかって割れそうですよね。いちいち緩衝材をかませるのも面倒ですし。
そしてワイングラスもシャンパングラスも、結構高さがあるんです。ちなみに我が家の一番背が高いシャンパングラスは、高さ22cmありました。
ということで、この上キャビネットは、できるだけスペースを確保しておきたい部分です。
普段使いする食器も、出し入れのしやすさを考えると、できるだけ違う形のお皿を重ねたくないので、棚板は2枚よりも3枚(3段収納よりも4段収納)が理想です。
食器棚の下キャビネット
ゴミ箱収納スペース
まず、大前提として、食器棚にゴミ箱を収納するスペースは設けません。
理由は、ゴミの分別が4種類あり、そのうちの3種類のゴミは、月に2回しか回収日がない。それらの全てのゴミ箱をキッチンに置くと、かなりのスペースを要するからです。
月に2回しか回収日がないゴミも、週に2回回収日があるゴミも、結局45Lくらいのサイズが必要になってくるんですよね。
ということで、現在、45Lの蓋付きゴミ箱を、ベランダに置いています。
あとは、料理中に次々と出るゴミは、濡れていることが多いですよね。私は、水ですすいできちんと乾かす…なーんてことはしないので、ごみ箱はすぐそばに置いておきたいんです。そうしないと、床に水滴が落ちるので。
そこで、キャスター付きのダストボックスの選択肢が出てくるかと思うのですが、狭いキッチンでは邪魔になるんですよね。
ちなみに、過去記事はこちらです↓
カウンターまでの高さ
実は、パモウナも綾野製作所も、一番ハイグレードなシリーズは、高さ96cm~100cmの高めのカウンターを採用していることから、メーカーの「オシ」は高めのカウンターなのだと思います。
でも、私はあえて、低めの85cm程度のカウンターが希望。
パモウナで言えば、レギュラーカウンター。綾野製作所で言えば、ミドルカウンターが低めのカウンターですね。(ちなみに、綾野のミドルハイカウンターの91.3cmまでがギリギリ私の許容範囲。)
その理由は、上に書いてきたことにつながってくるのですが、
- 上キャビネットが使いやすい高さに位置してほしい
- 上キャビネットの収納容量を確保したい
- 食器棚全体の高さは2m程度に抑えたい
ということです。
ハイカウンターを選ぶと、どうしても上キャビネット全体が高い位置になってしまい、身長156cmの私には、一番上の段に手が届かなくなってしまいます。(これは、家具店で実際に試してみてそう感じました。靴を履いていてその状態それだったので、キッチンでスリッパを履かない私は、余計手が届きにくいと思います。)
そして、上キャビネットの収納容量が少なくなってしまったり、食器棚全体の高さが高くなってしまったりします。
上キャビネットの使いやすさと収納力の両方をかなえるには、ハイカウンターでは都合が悪いんですね。
ハイカウンターの方が、家電が使いやすいということですが、かれこれ10年間、やたら低いところにオーブンレンジを置いて、やたら高い位置に炊飯器を置いて生活してきた我が家ですので、ハイカウンターでなくとも劇的に改善するので大丈夫です(笑)
※にしても、ひどい・・・(-_-)
家電収納の幅
この部分は、炊飯器を置くスペースで、手前にスライドします。
狭いキッチンでは、このスライドテーブルが大きいと邪魔になるので、一番コンパクトな幅40cmがベストです。
モイスの有無に関わらず、ごはんを炊く間は、スライドテーブルを手前に引き出さないといけないというのがネックなんですよね…(詳細は、以前の記事→綾野製作所の幅130cm食器棚をやめた理由を御覧下さい。)
引き出しの数
この引き出し部分は、3段で作られている商品が多いのですが、どうせなら4段の方がいいということに気が付きました。
ハイカウンターは4段引き出し(パモウナVQ/JQ CQ/DQは5段引き出し)になるようですが、中には、低めの85cm程度のカウンターでも4段引き出しが存在します。
ここで少し心配になるのが、カウンター高さ85cmで4段引き出しにすると、高さがあるものが入れられなくなってしまうのでは??ということかと思います。
それに関しては、↓この部分の引き出しがあるので、大丈夫です。
そもそも、深さのある引き出しにしか入れることができない物って、そんなにたくさんはないはずです。
それから、我が家のキッチンは高さ85cmで、引き出しが3段の部分があるんですが、引き出しの深さに結構余裕があり、上空間が余っています。
なので、カウンター高さ85cmでも4段引き出しの食器棚があるなら、そっちの方が収納力があっていいよね!ってことです。
家電収納部分の下
この部分は、開き戸ではなくスライドする引き出しがいいです。
ここが開き戸になっている食器棚はたぶん少数派ですが、ちょっと気にして注目してみてください。
開き戸だと、奥に入れたものを取り出す際に、手前の物を一度出さないといけなくなるのが面倒なので・・・
下キャビネットの引き出しのライン
ちょっと番外編。
非常に細かいこだわりですが・・・できれば、このラインが揃っていて欲しい。
ちなみにこれ↑は、綾野製作所のCC(コネクトプラス)というシリーズ。
カウンターは中間のミドルハイなのですが、3段引き出しと4段引き出しの両方が準備されており、好きな方を選べます。
そして4段引き出しを選ぶと、上の写真のように、ラインがそろわないんですね~。
あれ?どうでもいいですか?(笑)どうでもいい方はスルーして下さい!
リクシルのキッチンでは、ラインが揃っていて見た目が美しいです!とアピールされていたので、ついつい、気になってしまったんですよね・・・
まとめ
長くなりましたが・・・以上、これらの要望を全て満たす食器棚はこちらです!!
※注意:↑これはパモウナなので、モイスがありません。
そして、綾野製作所なら、Vシリーズか、SSシリーズが全ての条件を満たしています。(ただし、Vシリーズは、炊飯器上にモイスがありません。)
そして、上のパモウナVZRと綾野製作所SSシリーズの価格差は、約10万円!
10万円あると、炊飯器もオーブンレンジも新しいものに買い換えることができるので、パモウナに気持ちが傾いております(^_^;)
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