私たちが購入した中古マンションの浴室は、リクシルのリノビオVというシリーズでリフォームしました。
先日、こちらのブログ記事→バスタブ内に段差がある「エコベンチ浴槽」が魅力的 で書いた通り、リクシルのエコベンチ浴槽のメリットに魅かれて採用しようと思っていたのですが・・・
色々検討した結果、やっぱり普通の「ラウンドライン浴槽」というものにしました。
今回は、その辺の経緯をブログに書きたいと思います。
1418サイズ用のエコベンチ浴槽
見学に行った最寄りのリクシルショールームでは、エコベンチ浴槽は1620サイズ用しか展示されていませんでした。
つまり、自分たちの1418サイズのエコベンチ浴槽の実物を見ることができなかったのです。
1620サイズと1418サイズの比較
でも、ショールームのスタッフの方のお話だと、1620サイズでも1420サイズでも、実はそれほどサイズの違いはありません、とのこと。
リクシルのリノビオVのカタログで比較してみると、こんな感じ↓です。
こうして比較してみると、サイズが異なる部分と同じ部分があるのが分かります。サイズが異なる部分には、同色でマーカーをつけています。
サイズの違いがある部分だけ抜き出して、表にして比較してみると・・・
1620 | 1418 | 差 | |
ベンチ部分の奥行 | 329mm | 286mm | 43mm |
ベンチ部分の幅 | 599mm | 622mm | -23mm |
バスタブ全長 | 1456mm | 1321mm | 135mm |
ベンチ反対部分の幅 | 686mm | 680mm | 6mm |
アームレスト最下部の深さ | 324mm | 280mm | 44mm |
こんな感じです。
確かに数字にして比較すると、数ミリ~数センチの差がほとんどです。
バスタブの全長は13.5cmの差がありますが、バスタブの底はいずれも851mmと同じなのであまり気にならないかもしれません。
あと、ベンチ部分の幅だけは、逆に1620の方が小さくなっています。おそらく節水のためかな?・・・と思います。
エコベンチ浴槽の採用は慎重に・・・
1620のエコベンチ浴槽に実際入ってみると、なかなかイイ感じ。
ショールームのスタッフさんは、「1620も1418も、そんなに大きな違いはありません」と言っていましたが、エコベンチ浴槽を本当に採用するかどうか、最終決断をするにはやっぱり1418の実物を見てみないと・・・と思いました。
たった数センチの差ですが、体感としてどう変わってくるのか、実際にバスタブの中に入ってみないと分からないからです。
正直、エコベンチ浴槽を採用するのは、ちょっと冒険かな?という気持ちもありました。スタンダードな形でない分、使う人によっては、使いにくいかもしれないからです。
特にユニットバスは高額ですし、そう簡単に再度リフォームできませんので、ここは慎重になります・・・
別ショールームで1418サイズのエコベンチ浴槽を見学
そして1418サイズのエコベンチ浴槽が展示してあるリクシルショールームに、改めて足を運びました。
本当は、子供と一緒に行って、一緒に1418サイズのエコベンチ浴槽に入ってみたかったのですが、あいにく自分1人だけでした。
バスタブの中に入ってみた感想
あれ??なんか足元が窮屈かも・・・
これが率直な感想でした。
その頃私は、賃貸マンションで1216サイズのお風呂に入っていたのにです。
普段、もっとコンパクトなバスタブに入っているのに、少し窮屈に感じてしまった理由は何か?自分なりに分析してみました。
ベンチに足を乗せた姿勢
↑この状態ですが、1番気になったのは
足のつま先がお湯から出そう・・・
ということです(笑)私の身長は156cmで、足のサイズは23cm、標準的か、どちらかというと小柄な方なんですが、上の写真を見ていただいて分かる通り、つま先までお湯に浸かろうとしたら、結構たっぷりお湯をためないといけませんよね。
私は、肩までお湯につかることは少ないんですが、足はしっかりお湯で温めたいです。
お湯の量が少なくても、つま先を内側に倒せば、お湯に浸けることはできますが、ちょっと不自然な体勢でリラックスできません(笑)
ベンチ部分の手前に足をかけた場合
↑次はこの姿勢です。この姿勢で一番気になったのは、
もうちょっと足が延ばせたらいいのに・・・
ということです。
なんかちょっと窮屈なんです。繰り返しになりますが、私の身長は156cmです。
1418サイズのエコベンチ浴槽で子ども2人と入れるか?
一番重要なのはこれです。平日の夫の帰りは遅いので、私一人で子供2人をお風呂に入れています。
いずれ上の子から順番に1人で入ったり、子供だけで入ったりするようになりますが、将来的には3人目の子も望んでいる私たちにとって、子供と一緒にお風呂に入る日々はまだまだ続きます。
上の2つのどちらの姿勢でも、ここにプラス子供が1人~2人が入って、ガチャガチャ遊ぶことを想像したら、ベンチが邪魔かもと思ったのです(笑)
エコベンチ浴槽に出した結論
1418サイズのエコベンチ浴槽に入ってみた結果
- 夫より小柄な私が入って「ちょっと窮屈」と感じたということは、夫はもっと窮屈に感じること間違いなし
- 自分1人きりで入って「ちょっと窮屈」と感じたということは、子供と一緒に入ったらもっと窮屈に感じること間違いなし
ということで、エコベンチ浴槽は却下しました!(笑)
あんなに魅力的に感じていたのですが・・・
1620と1418との差はほんの数センチ程度でしたが、実際に中に入ってみると、その数センチの違いで窮屈に感じてしまいました。
実物を見に、わざわざ別のリクシルショールームまで足を運びましたが、ひと手間かけて本当によかったと思いました!
ラウンドライン浴槽かストレートライン浴槽か
最後は、この2つから選ぶことになります。
私は、特にストレートライン浴槽に魅力は感じず、1番スタンダードなラウンドライン浴槽の方でいいかな・・という感じで選びました。
こちらの記事→「リクシル リノビオVのバスタブ(浴槽)の選び方」には、どちらの浴槽を選べばいいか細かく解説していますので、よろしければご覧ください!
まとめ
やっぱり「普通」が一番いいかも・・・
無難でシンプルが一番!という価値観の夫婦が出した結論でした。
お読みいただき、ありがとうございました!
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