先日のこちらの記事→お風呂の鏡は縦長or横長?違いは?メリット・デメリットを徹底調査! の続きになります。
リクシルのショールームで、お風呂は絶対横長の鏡にしたい!!と一目惚れした私。
でも、横長の鏡は見た目がいいだけで、実はデメリットの方が多いんです。
しかし、それを承知の上で、最終的に横長ワイドミラーを選びました。
そして今回のブログ記事は、横長ワイドミラーであれば、通常、スライドバー式のシャワーフックを組み合わせるところを、そうではなくイレギュラー対応として2点留めの普通のシャワーフックを選んだんですよ・・という話です。
お風呂のスライドバーとは?
リクシルでは「スライドフック付握りバー」
パナソニックでは「握りバー兼用スライドバー」と言うようですが…
↑要はこれのことで、どのメーカーでも基本的に役割は一緒です。
- シャワーの高さを調整できる
- 手すりの役割も果たす
この2つです。
鏡がタテ長か横長かで、シャワーフックの選択肢が異なる
これはもしかすると、リクシルの場合だけかもしれませんが・・・
リクシルのカタログには、↓このような注意書きがあります。
↑ピンクでマーカーを引いた箇所にご注目下さい。
と書いてあるのです!!
タテ長の鏡を選んだ場合は、スライドバーでも、通常の2点留めシャワーフックでも、どちらでも好きなものを選べるのですが、横長の鏡(=ワイドミラー)を選んだ場合は、スライドバー(=スライドフック付握りバー)しか選べないのです!
あとは、メタル調か、ホワイトかを色を選ぶだけ。
すなわち・・・
横長ワイドミラーの追加料金だけではなく、スライドバーの追加料金までセットでついてきてしまいます!!
でも、冒頭に申し上げた通り、私はこのリクシルの原則ルールを破って、シャワーフックを選ばせてもらいました。以下、その理由と経緯をご紹介します!
スライドバーが嫌だった理由
値段が高い
先ほども書いた通り、横長ワイドミラーを選んだ時点で、追加料金が発生します。それに加えて、スライドバーの追加料金まで。
そのスライドバーの追加料金が結構高いんです・・・
以下は、私がリフォームで採用したリクシルのリノビオVのカタログから抜粋したものですが、定価にしてこれぐらい追加料金が発生します。
↓横長ワイドミラーの追加料金
※クリックすると別ウィンドウで拡大して見れます↑
↓スライドバーの追加料金
↑この通り、通常のシャワーフックと比べると、スライドバー(スライドフック付握りバー)の金額はだいぶ跳ね上がりますよね。
※以下は参考価格ですが、私は、Fタイプの1418サイズ、そして最終的に工務店にて63%OFFとなったので、こんな感じになってしまうのです。↓
オプション | 定価 | 63%OFF |
---|---|---|
HN ワイドミラー | 28,000 | 10,360 |
P スライドフック付握りバー(メタル調) | 30,600 | 11,322 |
合計 | 58,600 | 21,682 |
消費税8%込 | 63,288 | 23,416 |
鏡とスライドバーが重なる部分の掃除がしにくい
こちらの記事→「お風呂の鏡は縦長or横長?違いは?メリット・デメリットを徹底調査!」にも書いた通りです。
↑この部分の掃除がしにくくなってしまうのが嫌でした。
とうことで・・・
高い値段を払っているのに、掃除しにくくなってしまう、というのがスライドバーが嫌だった理由です。
ショールームで、こんなバスルームを発見
↑これは、私がリフォームしたリノビオVではなく、おそらく「スパージュ」というシリーズなのですが、横長の鏡がある壁とは別の壁に、スライドバーが取り付けられているのです!
上の写真(私がスマホで撮った写真)では、ちょっと分かりにくいので、スパージュのカタログから写真をお借りしました。↓
こんな感じです↑
横長の鏡の前を遮るものがなくて、スッキリしていていいですよね!
これって、リノビオVでもできないの?この取付け位置なら、スライドバーじゃなくて、通常の2点留めシャワーフックでも大丈夫じゃない?!と思ったのです。
↑つまり、こういうことです。
赤丸●の位置にシャワーフックを取付してもらっても、シャワーホースの長さ的に問題ないですよね!
(※この見本写真は、タオル掛けが向かって右の壁についていますが、我が家の場合は、タオル掛けの位置に扉がきます。もし、この見本写真と同じレイアウトでも、タオル掛けは別の位置に移動してもらえば問題ありません。)
ショールームでダメ元で聞いてみる
冒頭にも書いた通り、カタログには、「※ワイドミラーとシャワーフックは同時選択できません。スライドフック付握りバーを選択してください。」と注意書きがされているんですが、ダメ元でスタッフさんに聞いてみました。
すると、「取付位置を、工務店様と直接ご相談いただけるのであれば、対応可能です。」とのこと!!
なんでも聞いてみるもんですね!
そんなわけで、特別対応(基準外)として横長ワイドミラーに2点留めシャワーフックという組み合わせにしてもらいました。
ただし注意しておきたいこと
後からスライドバーを取り付けることはできない!
やっぱりシャワーの位置が使いにくい…
とか、
やっぱり手すりとしても使えるスライドバーが欲しい…
となった時に、スライドバーを後付けしてもらうこともできるんですか?とショールームスタッフさんに聞いたところ、それは現実的に無理だそうです。
というのも、
- 手すりとしての強度を保つため、あらかじめ壁の内部に下地をつくる必要がある
- 後付けの場合、取付け箇所から水が浸み込まないための処理が十分にできない
という理由だそうです。
つまり、スライドバーを後付けする場合、バスルームを解体しないと、しっかりとした品質が確保できないということですね。
スライドバー後付けのために、バスルームを解体するなんて、確かに現実的ではありません。
スムーズに特別対応に応じてくれるかは分からない!
やはりこれはあくまでも、基準外の特別対応です。
ショールームスタッフによっては、もしくは、今後のリクシルの方針によっては、同様の例外対応に応じてくれるかどうかは分かりません。
あくまでも私の体験談であり、メーカー側が必ず保証しているサービスではないということを、予めご了承ください。
シャワーフックの取付位置がややこしい!
これは、実際に私が経験したことなんですが、長くなるので、詳細は別記事に書きたいと思います。
とにかく、特別対応(基準外)ということもあり、シャワーフックの取付位置については、ちょっと予想外の事態が起きました。
↓詳細はこちら
ま、私の場合は結果オーライだったのでいいのですが、同様のイレギュラー対応を検討している方は、十分にご注意ください。
まとめ
分かりにくい記事で、申し訳ありません。
とにかく、
- 通常の組合せ:横長ワイドミラー+スライドバー式シャワーフック
- イレギュラー:横長ワイドミラー+普通の2点留めシャワーフック
ということで、イレギュラーな組み合わせをお願いしました・・・という話でした。
私と同様に、横長の鏡がいいけど、スライドバーが嫌!という方の参考になれば幸いです。
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