バイキングで放送!欠陥マンションの事例と中古マンション選びのコツ

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2016年6月30日フジテレビのバイキングで、マンション管理士 峰平 宣明(ミネヒラ ノブアキ)さんという方がゲスト出演し、欠陥マンションの事例やマンション選びのコツが紹介されていました。

中古マンションを検討している方には、是非参考にしたい内容があったので、早速こちらのブログで紹介したいと思います。

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欠陥マンション

欠陥マンションと聞いて、記憶に新しいのが、2015年、横浜のマンションで発覚した旭化成建材のデータ偽装問題です。そして2004年の姉歯事件でしょうか。

新築でも中古でも、マンションを購入する場合、とても気がかりなことですよね。

欠陥マンションで多い事例

バイキングの番組で紹介されていた、欠陥マンションのパターンとして多い順番です。

  1. ヒビ割れ
  2. 床・外壁のはがれ
  3. 設備の性能不足
  4. 漏水
  5. 雨漏り

とういことで、最も多いのはヒビ割れだそうです。ここで言うヒビ割れとは、築年数が浅いのに発生しているヒビ割れを指しています。早いと、新築後3年くらいでもヒビ割れが発生するそうです。

ヒビ割れが発生する原因

一言で言うと、「設計通りに作られていない」ということのようです。

理由は様々あると思いますが、工期の短縮やコストダウンのために、施工会社が鉄筋の本数を減らしてしまうケースが多いようです。

大手のゼネコンや建設会社が設計&建設したマンションだとしても、結局は下請けが施工(工事)します。

工期やコスト面から圧力がかけられ、設計通りに施工できないという現状が起こり得るのでしょう・・・

マンションのパンフレットに、これだけしっかり作っています!という内容が書かれていても、実際その通りに作られているかが分からないのが怖いところです。

ヒビ割れが欠陥である理由

では、ヒビ割れの何がいけないのでしょうか?見た目だけの問題ではありません。

鉄筋の本数が減らされている場合、柱の強度が低くなってしまい、耐震強度が落ちることも、もちろん問題です。

でも、それだけではないのです!

ヒビ割れが引き起こす問題は、以下のようになっているそうです。

 

1.ヒビから雨水が入り込む

 ↓

2.コンクリートの中の鉄筋にまで雨水が染み込む

 ↓

3.鉄筋が錆びて膨張し、内側からコンクリートを押し上げる

 ↓

4.コンクリートが落ちる

 

ヒビから入り込んだ雨水で、このような事態になってしまう危険があるということです。

私が以前住んでいた賃貸マンションも、外壁や柱部分に、ヒビが入っていました。

最初はそれが気になったのですが、どうせ賃貸だし・・・と思ってそこに住みましたが、分譲マンションを購入する場合はそうはいきませんよね。

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中古マンション選びのコツ

次は、中古マンション選びのコツです。マンション管理士の峰平宣明さんが提唱するのは

○○○がいないマンションを選べ!

ということでした。

何だか分かりますか?

前半の欠陥マンションの流れからいけば、ヒビ割れがないマンションを選べ!となるはずなんですが、全く違う観点からの提案でした(笑)

さて、答えは・・・

 

管理人室に管理人がいないマンションを選べ!

ということでした。

「管理人室に管理人がいない」というのは・・?

管理費削減のために、当初は常駐させていた管理人を、巡回形式に変更するマンションが結構ありますが、そのパターンを言っているのではありません(笑)

管理人室にずーっといるのは、管理人の職務を怠っている、ということだそうです。

マンションのエントランスホールにある管理人室に常駐していることも大事ですが、それ以外の仕事もたくさんあるのです。

マンション敷地各所の巡回や清掃、様々な点検や工事などの立会いなども管理人の大事な仕事です。

ま、今はコンシェルジュがいるマンションなんかもありますし、そもそも管理人が複数名常駐しているマンションなら、管理人室にずっと管理人がいるという状況でも問題ありませんが・・・

ちなみに、私たちが購入した中古マンションの管理人さんを思い出してみると、管理人室に「巡回中」の札が立てられ、どこかに行っていることがよくあります。汗だくになって、植込みを掃除している姿も見たことがあります。

中古マンション購入前には、管理人さんの在室状況を何度もチェックすることはできませんが、マンションの共有部分が綺麗に清掃されているか?駐輪場やゴミ置き場が整頓されているか?といった点をチェックすればOKです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、フジテレビにバイキングで紹介されていた、欠陥マンションの事例&中古マンション選びのコツをご紹介しました。

いずれも、中古マンションの場合は新築と違い、そのような欠陥が発生していないか?管理人さんの働きぶりはどうか?というのを、実際に確認することができます

ですので、新築マンションよりは中古マンションを購入する方が、その点、リスク回避しやすいと言えると思います。

住宅購入は、一生に一度の最大の買い物なので、「こんなはずじゃなかった・・・」というのは避けたいですよね・・・

お読みいただき、ありがとうございました。

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サラリーマンの妻で、30代後半2児の母です。
築20年程の中古マンションを購入し、フルリフォームして暮らしています。
細かいところにこだわったリフォームの体験談やレビューを中心に、ブログで熱く語っています!

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