浅型食洗機と深型食洗機について調べているうちに、価格の安さだけではなく、あえて浅型食洗機を選ぶ価値が存在することに気が付きました。
せっかくなので、このブログにまとめてみたいと思います。
※ただし、あくまでもリクシルのシエラ・アレスタ・リシェルSIの場合です。他メーカーのキッチンでは確認していませんので、予めご注意ください。
ちなみに、深型v.s.浅型の価格差については、以下の記事でまとめています。
※↑この記事で計算した価格差は、あくまでも、私が購入した条件での話です。キッチンのシリーズや、扉のグレード、サイズ(間口)などによって異なってくると思います。
それでは、価格以外の浅型のメリットについてご紹介します!
浅型なら、食洗機下の引出しが大きいタイプも選べる
以下は、スライドストッカーの「食器洗い乾燥機用キャビネット」の一覧です。
食洗機が深型か浅型か、また扉材仕様かパネル材仕様かによって、選べるキャビネットが異なります。(以下の図では、開き戸タイプやトレーボートプランに対応しているキャビネットは省略しています。)
↑このピンクの部分にご注目下さい。
浅型の場合、一番下の引出しがワイドなタイプを選ぶことができるのです。
横幅のある引出しなら、大きい物、たとえばホットプレートやケース買いしたビールやミネラルウォーターを、そのまま収納することもできるので便利ですよね。
※ただし、この横幅がある引出しを選ぶことができるのは、I型なら間口240cm以上の場合になります。下の図で、間口240cmと間口225cmを見比べていただくと分かりやすいかと思います。
浅型・パネル材仕様なら、収納スペースが増える
↑次は、この図のピンクの部分にご注目下さい。
浅型食洗機のパネル材仕様の場合は、上記ピンクで囲んだいずれかのキャビネットを選んだ場合、収納スペースが増えるのです。
上記ピンクで囲んだうち、左の「スライドストッカー浅型用」の場合は、深さがある引出しになり、右の「上段引出し浅型用」の場合は、食洗機の上に引出しが付きます。
小型なキッチンの場合は特に、収納スペースを確保することも重要ですよね。
食洗機が浅型で十分間に合うのであれば、わざわざ「大は小を兼ねる」で深型食洗機を選ぶのではなく、その分を収納スペースに割り当てた方が、賢い選択だと思います。
ほか
他には、浅型の方が運転音が若干小さい、使用する水や電気代が若干少なくて済む、などもあります。
容量的に浅型でも充分間に合うようであれば、浅型を選んだ方が、省エネ&騒音も小さくて済むというメリットがあります。(若干ですが)
まとめ
以上、価格以外の浅型食洗機のメリットでした。
食洗機の深型v.s.浅型を考える時、
- 深型と浅型の容量の違い
- 深型と浅型の価格の違い
- 深型と浅型の収納の違い
この3つに着目してみて下さい。
トータルのバランスで、深型か浅型か、どちらが最適か見えてくるのではないでしょうか?
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