前回のブログ記事に書いた通り、キッチンリフォームの際に、リクシルのオートダウンウォールに魅了され、是非採用したい!!と思っていました。(そのブログ記事はこちら→キッチンのオートダウンウォール(電動昇降吊戸棚)のメリット・魅力)
オートダウンウォールの最大の魅力は、必要な時だけ使いやすい位置に降ろせて、使わないときは隠せるということです!
しかし・・・
実物を触ってみて、オートダウンウォールのデメリットに気が付きました。
そして色々と検討した結果、オートダウンウォールは採用しないことにしたのですが、今回はその辺の経緯をブログに書きたいと思います。
リクシルショールームでオートダウンウォールを見学
私は、リフォーム業者がオススメしてくれたリクシルのシエラというシリーズのキッチンで決めておりました。
↑こちらの画像はリクシルよりお借りしています。
シエラのカタログでオートダウンウォールに魅かれ、これは実物を見てみたい!と思ったので、ショールームで見学させてもらいました。
そのリクシルのショールームで気付いたこと、気付かされたことがあります。
ショールームのコーディネーターのアドバイス
まず初めに、ショールームのコーディネーターの方からのアドバイスが意外なものでした。
ズバリ・・・・
オートダウンウォールは要らないと思います。
という内容のアドバイスでした(笑)
初めてのショールーム見学の段階では、食器乾燥庫タイプと収納タイプ、両方気になっていました。
↑こちらの画像はリクシルのWebカタログよりお借りしています。
食器乾燥庫タイプと収納タイプ、それぞれへの、ショールームの方からのアドバイスをご紹介します。
食器乾燥庫タイプ
- お客様の場合は、食器洗い乾燥機もお付けになるということですので、オートダウンウォールの食器乾燥庫はなくていいと思います。
- オートダウンウォールの食器乾燥庫をお付けになる方は、食器洗い乾燥機は付けないという方がほとんどです。
- 食器洗い乾燥機にしても、オートダウンウォール食器乾燥庫にしても、いずれもお値段が張る商品なので・・・。
というアドバイスでした。
確かに・・・言われてみればそうだと思います(笑)
私が、「キッチンの上から、洗いかごを無くせる!洗いかごが無くなれば、キッチンがもっとスッキリ片付く!!」という感じで心ときめかせてしまったのですが、オートダウンウォールの食器乾燥庫は定価で10万円を超えます。(手元にあるカタログでは、正確な金額が分かりませんでしたが、オートダウンウォール収納タイプで定価125,000円です)
食器洗い乾燥機だって、定価で12万円~20万円くらいする商品です。
キッチンをスッキリさせるために、それはあまりにも欲張りすぎだよね、と気づかされました(笑)庶民ですから。
洗いかごを無くしたければ、タオルでも敷いてその上に置けばいいんです。そしてフキンでさっさと拭いて、食器棚に戻せばいいんです。庶民ですから。
収納タイプ
- お客様のキッチンは間口270cmと大きいので、十分な収納スペースを確保できます。ですので、普段使いする物は下の収納(フロアユニット)だけで、十分間に合うと思います。
- 通常の開き扉の吊戸棚(ウオールユニット)でも、一番下の段であれば、十分に普段使いが可能です。
とのこと。
確かに・・・これも言われてみて納得でした(笑)
それまで暮らしていた賃貸マンションのキッチンの間口は195cmでした。それが間口270cmになり、75cmも増えます。
また、開き戸からスライド式(引出し式)のキッチンにリフォームすることで、収納力はグンッとアップします。
そして我が家は、壁付キッチンで窓もないので、吊戸棚は高さ70cmのサイズにできます。なので、吊戸棚の一番下の段であれば、そこそそ出し入れしやすい位置なんですよね。
オートダウンウォールを実際に動かしてみた感想
次は、ショールームでオートダウンウォールを触って動かしてみた感想です。
ボタンで下に降ろしたり、また上に上げたりしてみて感じたことは、
動くのを待っている間、ちょっとイライラしてしまう・・・
というものでした(笑)
私は結構、短気でせっかちな性格なので、「ウィーーーン」と下に降りてくるのを待つ「間(ま)」にイラッときてしまうことに気が付いたのです。
そもそも、吊戸棚に収納するものは何か?
そして改めて考えてみました。
- 今現在、吊戸棚に収納しているものは何か?
- オートダウンウォールになったら何を収納したいのか?
今現在、吊戸棚に収納しているもの
散らかっていてお恥ずかしいのですが、賃貸マンションの吊戸棚は、↓下の写真のように使用しておりました。
下段~中段は、主に乾物、乾麺、レトルト食品などのストック食品です。
100円ショップで購入した、取っ手付きのプラスチックケースが結構便利で、出し入れしやすいです。
吊戸棚がオートダウンウォールになったら収納したいもの
私がイメージしていた使い方ですが、
↑まさにこのリクシルの写真の通り、調味料を入れたいと思っていました。
コンロの近くに出しっぱなしになっている、砂糖、塩、コショウ、サラダ油、ごま油、オリーブオイルを、このオートダウンウォールの中に収納できたらいいなぁと思っていました。
油ハネで汚れないし、キッチンもすっきりするなぁと思っていました。
料理前にウィーーンと下に降ろして、料理中はそのままにしていれば、とても使いやすい位置ですよね。
オートダウンウォールにストック食品を収納する?
でも、オートダウンウォールは、ストック食品を収納するのには向いていないと思ったのです。
新しく買ってきたストック食品をそこに収納したり、料理中に出し入れするときに、いちいち「ウィーーーン」をしなければならないとなると、間違いなく私はイライラしてしまいます(笑)
なので、吊戸棚の全てをオートダウンウォールにリフォームするのは避けた方がいいという結論になりました。
オートダウンウォール入れた調味料は、本当に使いやすい?
よくよく考えると、塩コショウやごま油などの調味料も、料理をしていないとき(食事中の味調整)に使うこともあります。
その時に「ウィーーーン」は、気が短い私には、やっぱりイライラしてしまいます・・・
それだったら、あの100円ショップの取っ手付きプラスチックケースのような物に、調味料一式を入れて、普通の吊戸棚の一番下に入れておいた方が、パッと出し入れできて使いやすいんじゃない?と思ったのです。
料理をする時は、ケースごとキッチンの上に出してしまうこともできます。
もしくは、キッチン下の引出し式収納のどこかに入れてもいいかもしれません。
結論
このように検討に検討を重ねた結果、
コンロ付近に出しっぱなしになっている調味料のためだけに、わざわざこのオートダウンウォールを採用する必要もないかな・・・
という結論になりました。
理由は
- 上げ下げする時間がもったいなく、イライラする可能性大!!
- オプション料金が定価125,000円と高価
- 電動式なので、故障するリスクもある
と、こんな感じです。
オートダウンウォールだけで、かなり長くなりましたが、実は、まだまだ書きたいことがあります(笑)長くなったので、また別記事にします。
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