キッチンリフォーム3つの後悔…入念にリサーチをしたのに失敗した体験談を聞いて下さい!

※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

キッチンのリフォーム費用は、100万円前後と高額…

車のように買い換えできるわけでもないので、失敗は避けたいですよね。

慎重派の私アカネは、じっくり時間をかけて様々な口コミを読み漁り、納得いくキッチンリフォームを実現させた「はず」だったのですが・・・

そんな私も、

私(アカネ)
私(アカネ)

やはり失敗しました!

よくある定番の失敗談は、他のサイトでチェックして下さい。

私がキッチンリフォームで後悔している3点は少々マニアックですが、参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

キッチンパネルの取付範囲が狭かった…

キッチンパネルとは、キッチンの壁にとりつける汚れに強いパネルのことです。

メーカーによっては「キッチンボード」や「壁パネル」と言ったりもします。

キッチンパネルはそれなりに高価なので、汚れに強い壁紙で仕上げたり、DIYでタイルやレンガを貼ったりする方もいるようですが…

掃除があまり好きじゃない私としては、汚れに強いキッチンパネルを採用しました。

我が家のキッチンパネルの取付範囲

我が家のキッチンは半独立型の壁付けキッチン。

キッチンパネルを取り付けた範囲は、写真上でピンクに色付けした箇所です。

壁付キッチンI型 キッチンパネルの取付範囲

しっかり検討したわけではなく、リフォーム前のキッチンと同じ範囲にしただけです。(←これが失敗の原因…)

コンロ周りは、広範囲にキッチンパネルを取り付けた方がいい!

キッチンの壁紙は、もちろん汚れに強いコーティングがされた壁紙を選びました。

でも、やはりコンロ周り(特に腰より下の位置)は、もっとキッチンパネルの範囲を広げておくべきでした。

逆に、換気扇より上の部分は要らなかったかもしれません。

図解すると、写真の水色の部分をキッチンパネルにしておけばよかったなぁと思っています。

コンロ周辺のキッチンパネルの取付範囲

私 アカネ
私(アカネ)

もちろん予算に余裕がある人は、換気扇上も含めて、全面キッチンパネルを取り付けておくとベストだと思います!

料理をしていると、自分でも気が付かないうちに意外と油や汁が飛んでいるようです。

無色透明だとその直後は気が付かないのですが、時間が経つとそこにホコリなどが付着したり、酸化して黄ばんだシミになるのです。

キッチンのコンロ周辺の汚れの飛び散り範囲

コンロ横の壁に飛び散る油汚れ(イメージ図)

時間が経つと油はベタベタに硬くなるので、壁紙よりキッチンパネルの方が汚れを落としやすく、さらに変色や傷みに強く丈夫です。

スポンサーリンク

ガスコンロでもIH専用電源を引いておけばよかった…

システムキッチンのビルトインガスコンロ

我が家がガスコンロを選んだ理由

私がIHではなくガスコンロを選んだ理由は、

  • 使い慣れているガスの方が、火加減の調整も簡単
  • IHよりガスコンロの方が本体価格が安い
  • ガスコンロを使っていて「IHだったらいいのに」と感じたことがない
  • ガスなら今使っている土鍋等がそのまま使える
  • 今後もIH非対応のフライパン等を購入した方が安く済む
  • 停電してもガスコンロは使える

こんな感じです。

でも、「やっぱりIHにしておけばよかったかな…」と思うこともあります。(詳しくは、後半で書きます。)

まぁ、今はガスでもよくても、もっと高齢になった時はやっぱりIHの方がいいんだろうなぁと思ったりもして…

ガスコンロはキッチンより先に寿命を迎える!その時、IHも選べるよう専用電源を引いておくべし!

システムキッチンの耐用年数は長めに見積もって20~30年ですが、ガスコンロの寿命は10~15年です。

つまり、キッチン全体のリフォームより先に、ガスコンロの交換が必要になります。(ビルトインのガスコンロも交換可能です。)

その時、ガスコンロではなくIHに交換できる選択肢も残しておいた方がいいと思いませんか?

先日、業者さんに聞いた話だと、ガスコンロを設置したとしても、将来的にIHに交換できるように、あらかじめIH用の専用電源を引いておくお宅もあるそうです。

IH用の専用電源を引く工事は、新築時、または壁も壊すリフォーム時でないとできません。

私もリフォーム前にそれを知っていたら、IH専用電源だけでも引いておきたかったな…と後悔しています。

最近はIH対応の土鍋もありますし、IH対応商品がどんどん増えて安価になっています。

アカネ
私(アカネ)

10~15年後、自分がまた迷わずにガスコンロを選ぶかどうかは分かりませんよ!

ちょっとでもIHが気になる方は、専用電源だけでも引いておいてもらいましょう。

スポンサーリンク

キッチン大きすぎ!コンロとシンクが離れてて使いにくい…

我が家のキッチンのサイズ(横幅・間口)

我が家はI型 壁付キッチンで、間口(横幅)は270cm

あまり深く考えず、リフォーム前のキッチンと同サイズにしました。(ちなみに、中古マンション購入後の入居前リフォームです。)

ショールームのスタッフさんも「結構大きい方ですので、収納は十分間に合うと思います!」なんて肯定的な意見を言ってくれていました。

それまで暮らしていた賃貸マンションのキッチンが狭く使いにくかったので、「今度は大きなキッチンで使いやすくなる~!」とウキウキだったのですが・・・

実際にリフォーム後のキッチンで料理してみると…

私(アカネ)
私(アカネ)

大きすぎる…!

コンロとシンクは1歩で移動できる距離がベスト!

「もう少し小さい方が使いやすいな…」と感じるのは、こんな時。

  • 大きな鍋で茹でた野菜や麺類を、コンロの上でザルにとって、シンクに移動して水洗いする
  • シンクで水洗いした野菜を、コンロ上の鍋に投入する
  • フライパンの上で卵を割って、その殻をシンクの三角コーナーに捨てる

1歩で移動できないし、調理台の上に水がしたたり落ちてしまうんです。

もしかしたら、身長が高くて足が長い人であれば、一歩で移動できるのかもしれませんが…私は身長156cmと平均的な身長。

システムキッチンのコンロとシンクの距離が離れすぎちなみに、我が家のコンロとシンクの距離は約96cmです。

リクシルのカタログを見てみると、「調理スペースは60~90cmが〇」と書かれています。

キッチンの調理台スペース

リクシル リシェルSIカタログより

やはり・・・
我が家は90cmをオーバーしていますからね…

L型やⅡ型キッチンなども、コンロとシンクが離れがちですので、同様の使いにくさ(動線の悪さ)や水濡れの問題が出てくると思います。

私(アカネ)
私(アカネ)

収納スペースは十分余裕があるし、もう一回り小さいサイズのキッチンでもよかったかな…と後悔しています。

その方が価格も安いし、リビングも広く使えるし。

スポンサーリンク

おまけ:キッチンリフォームの「ちょっと後悔」

私が「ちょっと後悔」している点もご紹介します。

ありがちな失敗談ですが、参考になれば幸いです。

ガスコンロじゃなくIHにしておけばよかったかも…

上で書いたように、「IHの専用電源だけでも引いておけばよかった…」という後悔もあるんですが、「そもそも最初からIHを選んでおけばよかったかも…」という気持ちもあります。

なぜそう思ったかと言うと・・・

  1. IHの方が掃除が楽(よく吹きこぼしてしまうし…)
  2. IHの方が換気扇の汚れが少ないらしい(体験談として聞いた)
  3. ガスコンロは五徳の高さ分、フライパンの位置も高くなり、若干使いにくい
  4. 震災の後、ガスの復旧に時間がかかった(電気の復旧の方が早い)

この4点ですね。特に1と2。掃除嫌いとしては重要なポイントです。

あとは、年金受給するくらいの年齢になったら、やっぱりIHの方がいいだろうなぁと思っています。

参考 高齢者はガスレンジよりも、電気を使ったIHクッキングヒーターが安全!?

私(アカネ)
私(アカネ)

もしまたリフォームするチャンスがあれば、私もIHにします!

浄水器(浄水栓)も入れておけばよかったかも…

過去記事で書いている通り、検討に検討を重ねた結果、浄水栓は入れなかったんですが・・・

「やっぱり浄水栓を入れておいた方が便利だったかな?」と思うこともあります。

現在は、ブリタの浄水ポット(以下参照)を使っています。

これはこれでリーズナブルで便利ですが、急いでいる時は、チョロチョロ…と、ゆっくりろ過されているのを待つのが嫌なんですよね。せっかちなもんで(笑)

  • お米を炊く
  • お茶を沸かす
  • みそ汁を作る

この3つを同時にやると、結構な量の水を使うんですよ。

ま、過去の自分へのアドバイスとしては

私(アカネ)
私(アカネ)

予算に余裕があるなら、浄水栓も入れておきな!!!

の一言です。

(はい、そんなに予算に余裕なかったんで、結局カットしたと思いますが…)

スポンサーリンク

キッチンのリフォームを成功させるために

私のように、ネット上の失敗談や口コミをたくさん読み漁っても、100%後悔のないリフォームを実現させることは難しいでしょう。

やはり、各家庭でキッチンの位置や面積も異なりますし、キッチンに求める機能やリフォーム予算も人それぞれ異なります。

キッチンリフォームの成功の秘訣は、やはり経験豊富なリフォーム会社の複数社(2~4社)に相談しながら、自分に合ったリフォームプランを作り上げていくことです。

タウンライフリフォーム キッチン特集から見積もり依頼をすれば、リフォーム費用の無料相見積もりはもちろん、専門家による具体的なアイディアやアドバイスをもらうことができます。

私(アカネ)
私(アカネ)

経験豊富なリフォーム会社は、ネット上には出てこない情報や技術をたくさん持っています。

専門家とじっくり打合せをして、キッチンリフォームを成功させて下さい!

スポンサーリンク
リフォームの反省・後悔キッチンのリフォーム
シェアする
アカネをフォローする
このブログを書いている人
アカネ

サラリーマンの妻で、30代後半2児の母です。
築20年程の中古マンションを購入し、フルリフォームして暮らしています。
細かいところにこだわったリフォームの体験談やレビューを中心に、ブログで熱く語っています!

アカネをフォローする

コメントをどうぞ!

  1. しまじろう より:

    こんにちは!今、生まれて初めてのリフォーム(しかも、全てを作り変えるスケルトンリノベーション)に取り組み始めたばかりのしまじろうと申します。
    アカネさんのブログ、痒いところに手が届くと言うか、他に足がついたアドバイスがてんこ盛りで、本当に参考になります!
    まだ各社さんに現地調査に来て頂いている最中なので、しっかり読み込んでこれからのリノベーションライフを実りあるものにしていきたいと思っています。これからもアカネさんのブログ、楽しみにしています。

    • アカネ アカネ(管理人) より:

      しまじろう様
      大変うれしいコメントいただき、ありがとうございます!

      書きたいことが色々あるのですが、なかなか時間がとれず、数年が経過してしまっております…。

      しまじろう様は、これからスケルトンリノベーションという大仕事が控えていらっしゃるのですね!
      今後もし、何か私がお答えできそうなことがありましたら、ぜひコメント欄よりご質問いただければと思います。

      しまじろう様にとって楽しく充実したリノベーションになることをお祈りしております!