キッチンは、リクシルのシエラでリフォームした我が家。ビルトインタイプの食洗機は、迷わず導入しました。しかし、予算の関係で、深型か浅型かについては、少し迷いました。
で、以前、下の記事に書いた通り、最終的には深型で機能が少ないタイプの食洗機(Panasonic 深型タイプ・扉材仕様 NP-45RE6WJG)に決めました。
とうことで、いよいよ、実際に使用した感想について書きたいと思います!
特にこの記事では、浅型ではなく深型がいかにオススメか、という点にスポットを当てます。
深型食洗機を使ってみた率直な感想
据え置きタイプの食洗機よりも、調理器具を多く入れられる!
以前は、こんな食洗機を使っていました。
取扱い説明書によると、容量は6人分で、食器53点。
それに対して、シエラのPanasonicの深型食洗機は、約6人分・食器44点です。
ですが、東芝の据え置きタイプの食洗機よりも、色んな物を入れられるようになり、快適になりました。(ちなみに我が家は夫婦+幼児2人の4人家族。)
「色んな物」とは、具体的に言うと、ボウルとかザルとか、フライパンとか鍋とか、炊飯ジャーの釜とか、ヘルシオ(オーブンレンジ)の角皿とかです。つまり、食器ではなく調理器具ですね。
これも入れちゃえ!
あ、これも入っちゃう?!
って感じで、感動すら覚えました。
東芝の据え置きタイプの食洗機を使っていた時よりも、手洗いするものがさらに減りましたヽ(*´∇`)ノ
それに4人家族であれば、雑に入れてもどうにか納まるので、ストレスなく放り込むことができます。
では、もう少し詳しく見ていきましょう。
ジャジャーーン!!
これが、我が家の、普段の食洗機の使用状況です↓
↑この写真は、真上から撮影したせいか、まだまだ深さに余裕があるようにも見えますが、横から撮影するとこんな↓感じです。
黒いフライパンのフタや、黒いターナー?(フライ返し?)は、ギリギリ入る深さです。
でもこのフライパンのフタ、かなり大きいものなんですよ。以前使っていた据え置きタイプの食洗機でも、このフライパンのフタは入らず、手洗いしていました。
↓実際のサイズはこちら。
取っ手部分のでっぱりも入れて、約35cm。取っ手部分を除いた直径が約34cmあります。
これも、Panasonicの深型食洗機なら入ってしまうんです!
↓下の写真で、実際のサイズ感を比較してみましょう。
一番右の白いお皿は、家庭で使う大皿としてスタンダードなサイズで、約23.5cm。浅型食洗機にも入るサイズです。
それと比較すると、中央の黒いフタは、かなり大きいことが分かると思います。
ちなみに、一番左の透明のフタ(直径約29cm)は、据え置きタイプの食洗機でも洗っていました。しかし、中央の黒いフタは、据え置きタイプの食洗機にも入らず、これまでは手洗いしていました。
・・・と、ここまで書いて、思い出しました。
リクシルがカタログで、対応する食器サイズを公開しているんですよね。
メーカー | パナソニック | リンナイ | |
---|---|---|---|
タイプ | 深型 | 浅型 | 浅型 |
基本 | 27cm以下なら6点 | 25cm以下なら5点 | 24cm以下なら5点 |
最大 | 30cm以下なら3点 | 27cm以下なら3点 | 26cm以下なら3点 |
あれ?私が購入したパナソニックの深型は、30cm以下となっています。
しかし、直径約34cmのフライパンのフタも入るので、入れちゃっています(笑)
だとすると、浅型も、もう少し大きいサイズもギリギリ入るのかも??
浅型の食洗機を選ばなくてよかった!!
深型食洗機を使い始めて1ヶ月。
これも入るのかぁ~!
あれとこれとこれも一緒に洗えるのかぁ!!
と、深型食洗機の使い勝手の良さを、じわじわと実感していた頃。再びリクシルのショールームに足を運ぶ機会がありました。
そこで改めて浅型食洗機を見て、「こんなに浅かった!?これじゃ、ほとんど入らないよ!アレも入らないし、アレも無理だな。あーー、浅型にしなくて良かった!!」と思いました。
ついでに・・・
以前、私の実家の母が、ビルトインタイプの食洗機が使いにくい…と嘆いていました。
私が使っていた据え置きタイプの食洗機と比較して、据え置きタイプの方がたくさん入って使いやすい!とも言っていました。
それを思い出して、実家のビルトイン食洗機を確認すると、やっぱり浅型タイプでした。
かつて母の意見を聞いた時は、ビルトインタイプは上から食器を入れて、据え置きタイプは横から入れるから、その辺が使いやすさを左右するのかなぁ?と思っていました。
しかし、私が据え置きタイプからビルトインタイプの食洗機に移行し、以前と比較してみても、それほど使いにくさは感じていません。
上段・下段の使い分けに関しては、やはり据え置きタイプの食洗機に軍配があがりますが、より多くの調理器具を一度に洗えるようになったことから、全体的にはより快適になったと感じています。
ということで、浅型v.s.深型という観点で見た場合、圧倒的に深型の勝利です。
それでもあえて浅型タイプの食洗機を選ぶ場合は、「思ったほど入らない」そう覚悟することが必要かな、と思います。
これから食洗機を選ぶ方へのアドバイス
浅型と深型の価格差
声を大にして言わせて下さい!!
予算の都合上、浅型と深型で迷っている方、絶対に深型を選びましょう!!
実際に深型の食洗機を使いながら、
「浅型にしなくて良かった!!」
「深型にして良かった!!」と何度も何度も思いましたから。
一番安い浅型の食洗機と、一番安い深型の食洗機を比較した場合、約3万円の価格差です。(2015年3月時点の、グループ3の扉材の場合。以下参考記事です。)
迷う理由が価格面なのであれば、たとえ予算オーバーしてでも、深型を選んだ方がいいです。深型には、追加で3万円以上払う価値があります!
そして、浅型を選ぶと、必ず後悔することになります!
ええ、断言します!!m9(゚д゚)
※ただし、迷う理由が価格面でない場合は、この限りではありません。以下、参考記事です。
私のように据え置きタイプの食洗機から移行する人は、「前より入らなくなった!」というストレスを感じることでしょう。
そして、初めて食洗機を使う人は、「思ったより入らないし、結局手洗いするものもあるから、食洗機を使ったのは最初だけで、今は全部手洗いしてるのよね~」なんてことになりかねません。
浅型の方が省エネ
浅型の方が省エネだしな・・・と思う方、それはあまり重要視しない方がいいと思います。
いや、無視してもいいかもしれません。
というのも、私は深型食洗機を使い始めてからというもの、食洗機をまわす回数が増えました。
食器だけではスカスカだとしても、フライパンや鍋、ボウルやザルなどの調理器具もバンバン入るので、毎食後、食洗機をまわしています。
つまり、省エネからは遠のいております。
が、しかし!!
「あーあ、やっぱり省エネの浅型にしておけば良かったな」なんて思うことはありません。
というのも、電気代や水道代の利用明細が届いた時、仮に以前よりも料金が上がっていたとしても、それが食洗機の利用が原因かどうかは分からないんですよね。
逆に、電気代・水道代の利用明細を見て、料金が安くなっていたとしても、「省エネの浅型にしておいてよかったーー!」って感じるでしょうか?
感じませんよね??
電気代も水道代も、季節によって大きく上下します。
「省エネ=電気代・水道代が抑えられる」という観点だとしても、それって実感しにくいんです。
というわけで、省エネという理由で浅型を選んでも満足には至りません。逆に深型を選んでも、省エネという観点で後悔することもありません。
だから、浅型か?深型か?を選ぶ際には、省エネの観点は除外して考えましょう。
こんな人は浅型に向いているかも
以前もこの記事↓で書きましたが、
あえて浅型を選ぶ理由というのも存在します。
それに付け加えて・・・なんですが、私なりの意見を書かせていただくと
- 鉄製のフライパンや鉄なべを大事に手入れして使っている人
- 土鍋で色んな料理をする人
- アルミ製の鍋を使っている人
- 竹ザルや木製のまた板など、天然素材の調理器具や食器を愛用している人
- 鍋やフライパンの取っ手は木製が好きな人
- 漆器、金の装飾、クリスタルガラスなど、食洗機に適さない食器が多い人
- 家で料理はほとんどしない人
これらに数多く当てはまる人は、浅型でも十分間に合うかなと思います。
まぁ、喉から手が出るほど食洗機が欲しい人、はたまた、食洗機がない生活なんて考えられない人にとっては、食洗機に適した食器&調理器具に買い換えてでも、全てを食洗機につっこみたいですよね(笑)
いや、食洗機で食器や調理器具がダメになれば、その時また新しい食器を買えばいい!って考えもあるかな・・・(^_^;)
どちらにしても、食洗機ありきの人は、深型にすれば間違いありません!
まとめ
以上、システムキッチンの深型食洗機を使ったレビューでした。
食洗機の多機能タイプ(ムービングラックあり)ではなく、機能が少ないタイプを実際に使ってみたレビュー記事も書いています!↓
↓食洗機をストレスなく最大限活用するためのコツについても書きました。
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