システムキッチンの高さ迷ったら、高めを選んでおくべし!

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キッチンの高さは、身長÷2+5cmで選ぶのが鉄則のようです。

でも、システムキッチンが5cm刻みでしか用意されていない場合、計算結果がちょうど中間値になってしまうことがありますよね。

または、夫と妻、それぞれキッチンに立つことが多いけど、夫婦の身長差が大きい場合。

キッチンの高さ選びに迷いますよね。

 

さて、今回は、私がどのようにキッチンの高さを選んだか、また、キッチンの高さ選びで感じたことなどをご紹介したいと思います。

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LIXILショールームでのアドバイス

私の身長で計算すると

156cm÷2+5cm=83

となり、高さ80cmか、それとも高さ85cmか?微妙なところでした。

 

そこで、「お部屋でスリッパは履きますか?」と聞かれました。

これがYesであれば、高さは85cmでちょうどのようです。

 

私は、真冬など、足元が寒い時だけスリッパを履くこともありますが、基本、履かないことが多いです。それをショールームスタッフさんに話すと、

身長的に、高さ80cmと85cmの中間ぐらいの場合は、高い方をオススメしています。」

とのことでした。

ワークトップの高さが高い方が、その分、収納容量が増えるから、ということでした。

※リクシルのシエラの場合は、ワークトップ高さは80cm、85cm、90cmと、3段階の展開になっていますが、リシェルSIは80cm、82.5cm、85cm、87.5cm、90cmと5段階に調整可能です。

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今まで使っていたキッチンの高さは?

それまで使っていたキッチンの高さが何センチなのか、チェックしてみました。

私たちが暮らしていた賃貸マンションでは85cmでした。

おそらく、築20~30年以内のマンションであれば、85cmが最も多いのではないかと思います。それより古いと80cmかもしれません。

ということで、既存のキッチン高さで、高いor低いと感じたことはあるか?ですが、私は特に何とも感じたことはありません。

それなら、85cmでいっか!

・・・という感じであっさり決定!!(笑)

 

はい、私としてはめずらしく、本当にあっさりと決定したのですが、このブログは「中古マンション購入&リフォーム経験を語りつくすブログ」なので、もうちょっと突っ込んで書きたいと思います。

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コンロ・調理台・シンク それぞれの最適な高さは異なる

ネットで口コミを調べながら、確かにそうかも!と気が付いたのがこれ。

キッチンと一言に行っても、そこには複数の作業スペースが存在するんですよね。

それは、コンロ、調理台、シンクの3つです。

そしてその3つは、最適な高さが異なるということです!!

結論から言うと、コンロは低めが使いやすく、シンクは高めが使いやすい、そして調理台はその中間くらいが使いやすい、といった感じです。

コンロ

ガスコンロの五徳

あくまでもコンロです。フラットなIHではなく、五徳(ゴトクという金属製の台)があるものをイメージしてください。

 

ゴトクがあると、ワークトップからプラス5cm程度高くなります

そうすると、いわゆる鍋振り(炒め物をするときに、フライパンを振ったりすること)の時に、ちょっとやりにくくなるんですよね。

中華料理店の厨房をイメージしていただくと、確かにコンロは結構低い位置にあると思いませんか?

中には、コンロの五徳の高さが、調理台の高さと一致するような作りになっているコンロもあるようですが、実際あまり選択肢がありません。

このゴトクの高さを抑えたい人は、IHという選択肢になるかと思います。

調理台

調理台スペース

まな板を置いて食材を包丁で切ったり、ボウルで混ぜたり、お皿に盛りつけたり、様々な作業をするスペースです。

特に、かぼちゃなど硬いものを、包丁に体重を乗せながら切るのをイメージしてみて下さい。

この調理台が高すぎると、力が入りにくいですよね。

ここの高さが、キッチンメーカーの身長÷2+5cmの計算式で導き出せる数字なのです。

シンク

キッチンのシンク

1番難しいのはシンクだと思います。

 

シンクの高さというのは、、シンクの底の高さ(つまりシンクの深さ)がネックになってきます。

というのも、あまり深いシンクだと、焦げ付いたフライパンやなべ底をごしごし洗うときに、上半身をかがめるので、腰に負担がかかります。

でも、あまり浅いシンクだと、大きな鍋などを洗う時に、水道の蛇口にぶつかって洗いにくいんですよね。

これまでのシンクは、深さ約21.5cmとやや深めの設計が多いようですが、私が購入したリクシル シエラのラクリーンシンクは、深さ約18cmと浅めの設計でした。

確かに、腰に負担がかからず楽ですが、下にお皿があると、大きい鍋や背の高い麦茶のポットなどが洗えません。(※ちなみにラクリーンシンクは、2017年現在すでにモデルチェンジしており、スキットシンク深さ約19.5cm)に変更となっているようです。)

つまり、シンク底から水道の蛇口までしっかり空間があるけど、シンク底が床から高めの位置にあると、最も使いやすいということですね。

システムキッチンとプロ用キッチン

リクシル shiera

結局、コンロ、調理台、シンクを1枚のステンレス(ないし人造大理石)でつないでしまうシステムキッチンは、全てを使いやすい高さにすることはできないということです!

プロ用のキッチンって、コンロはコンロ、調理台は調理台、シンクはシンクで別々に独立しているのには、こういった理由もあるのだと思いました。

でも、それぞれに独立していると、どうしても段差や隙間ができてしまうので、水や細かなゴミが入り込んでしまうデメリットがあります。

やぱり一般家庭では、多少の使いにくさを我慢してでも、システムキッチンが優勢ということでしょうか。

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まとめ

あれやこれや述べてきましたが、結局のところ・・・

キッチンの高さ選びに迷ったら高めを選んでおけば大丈夫!!

高くて作業がしにくいな、と思ったら、ヒール付きのスリッパを履けば大丈夫です。

逆に、低くて使いにくいな、と思った時に、成す術はありませんからね・・・

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キッチンのリフォーム
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サラリーマンの妻で、30代後半2児の母です。
築20年程の中古マンションを購入し、フルリフォームして暮らしています。
細かいところにこだわったリフォームの体験談やレビューを中心に、ブログで熱く語っています!

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