中古マンションを購入して、入居前にフルリフォームをしたのですが、「リフォームでありがちな失敗」をおかしてしまった私たち・・・
ありがちな失敗とは…
リフォームしたことで逆に気になる部分が出てきてしまい、後から追加工事を依頼して、余分な費用が発生してしまうというものです。
そうならないように、注意深く慎重に検討していたのですが・・・
結局このパターンの失敗を犯し、後悔する結果となりました。
それはなぜか??
これからリフォームを検討する方が、同じ過ちを繰り返さないために、このブログで分析してみます。
※ここまでの経緯を詳しく知りたい方は↓過去記事をどうぞ↓
過去記事 →中古マンション フルリフォーム後の最大の後悔・・・
後悔1:リフォームに対する思い込み
リノベーションに対する思い込み
まずはここです。
私たち夫婦は、「リフォームはするけど、間取りを変更するようなリノベーションまではしない。」というつもりでした。
間取りを変更するようなリノベーションは、少なくとも1,000万円はかかり、非常に高額だと思っていたのです。
壁を壊す=大がかりな工事 という思い込み
そして、壁を壊すことは間取り変更に準じた大がかりな工事である、という認識でいました。
玄関の広さを拡張するためには、上の間取図で青いラインを引いた壁の部分を壊すことになるので、「それは大がかりな工事だろう・・・」と感じたのです。
なので、以前の記事で書いたように、夫は
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”夫”]ただでさえ当初の予算よりオーバーしているのに、そこまで大がかりな工事をするなんて、それじゃリフォームじゃなくてリノベーションだ!そこまでお金はかけられない![/speech_bubble]
と言ったのだと思います。
私自身も「壁を壊す=大がかりな工事」という認識だったので、
[speech_bubble type=”think” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”私”]確かに、だんだんリフォーム箇所が増えて、予算オーバーしているし、そこまでする必要もないかな・・・。
[/speech_bubble]
と思ってしまいました。
しかし、いざリフォーム工事の現場に立ち会ってみた感想としては
- 素人目には、既に十分大がかりな工事
- 玄関横の壁を壊したところで大差ない
といった印象でした(笑)
しかも、私たちが工事を依頼したリフォーム会社では、見積書の最後で大幅な端数処理(=値引き)をしてくれる会社でした。
玄関拡張の工事を組み込んでいても、同じ金額のままだった可能性もあります。
ちなみに大幅な端数処理による値引きとは、金額にして約50万円・・・
もはや端数ではない!!(笑)
後悔2:夫婦間でのコミュニケーション不足
リフォームに関する情報共有が不足
リフォームは、私が中心になって進めていました。リフォーム会社の担当者と、電話やメールでやりとりするのは私です。
反省点の一つとして、リフォーム会社とのメールの送受信履歴は、全て夫にも目を通しておいてもらえばよかったと後悔しています。
具体例の1つをご紹介すると…
当初は、予算の関係上、ドアのリフォームは後回しにして、数年後に実施しようかな、と考えていました。
それをリフォーム会社に相談すると、その場合はクロスやフローリングを少し多めに発注して保管しておいた方がよい、というアドバイスがあったのです。
ドア交換の際に、まわりのクロスやフローリングを補修することになるようですが、数年後には同じ商品が廃盤になっている可能性があるので、あらかじめその分をキープしておくためだそうです。
なるほど、まとめてリフォームした方がコスト的にも無駄がないとは、このことか!
と、よ~~く理解した私。
しかし、私が夫に伝えたのは、「まとめてリフォームした方が、コスト的に無駄がない」という結論だけ。
しかも口頭でのみ。
ま、あれこれ相談しても、基本的に夫は「どっちでもいいよ。任せるから。」というスタンスだったこともあり(つまりあまり聞いていない)、全て情報共有するのは難しかったのですが・・・。
素人同士でのリフォーム相談による認識のズレ
リフォーム業者の人間と異なり、私も夫も素人です。
私とリフォーム業者が相談するよりも、私と夫、つまり素人同士が相談する方が、認識のズレが生じやすい状況にあります。
それなのに私は、
この間取図に書き込んだ工事内容(玄関収納の位置を洋室②側にずらして、玄関の面積を広げる工事)を、口頭だけで夫に説明してしまったんですよね。
間取図に書きこんだり、または現場で実物を指差しながら説明した方が、相手はイメージしやすいですし、認識のズレも起こりにくいです。
リフォーム検討中、私の提案に対して夫が強く反対したことも、夫自身は忘れているようですが(笑)、私が口頭で、しかも外出中に説明したので、夫が正しく理解していなかった可能性もあります・・・
後悔3:見積り依頼への躊躇
「見積りをお願いするだけならタダ」
このことはよく理解していたのですが、私はあれこれ質問して、ただでさえリフォーム会社の担当者の手を煩わせていました。
「だいたいでいいので、いくら位ですか?」と聞いたとしても、適当な回答はせず、しっかりと金額を出そうとしてくれます。
なので、夫の賛同も得られていないのに、再見積もり依頼をためらってしまったのです。
でも今振り返ってみれば、夫の賛同が得られていなくても、見積りだけは取ればよかったなぁと後悔しています。
見積りの金額次第では、夫の「大がかりな工事」という思い込みをなくし、賛成してもらうことができたかもしれません。
まとめ
リフォームで失敗しないために
- 変な思い込みは捨てること
- 途中経過も家族間でしっかり情報共有すること
- 図面や実物を見ながら情報共有や相談をすること
- リフォーム会社に遠慮せず、何でも相談をすること
家族間で、意見や要望が異なるケースはよくあると思います。
そういった異なる意見、相反する要望がある場合、お互いに納得するまで話し合うことももちろん大事です。
でも、自分たち家族だけで折り合いをつけてしまわずに、その異なる意見・要望を、そのままリフォーム会社へ伝えて、何かいい方法を提案してもらうというのも1つ有効な手段かもしれません。
これをお読みいただいた貴方は、どうか同じ失敗をしませんように…!
コメントをどうぞ!
とりあえず今は今の間取りを楽しんで、またリフォーム費用が作れたら、リフォーム楽しんでください。
拓矢君 様
コメントありがとうございます!
そうですね、欲を言えば、またいつかリフォームというかリノベーションもしてみたい、もっともっと欲を言えば、家を新築してみたい…と思っています!
最近、日常生活が慌ただしく、このブログを更新できていないのですが、玄関に関しては、このままでも大丈夫かな…と思ってきています。
他にも、細々とした失敗体験談があり、いずれ記事にしたいと思っているので、よろしければのぞきにきてください(^_^)