前回の記事→【パモウナor綾野】迷いに迷ってパモウナパモウナVZR-S1200Rを購入しました!にも書いた通り、パモウナの食器棚を購入し、ようやく我が家に納品されました。
使い勝手のレビューは、もう少し使い込んでから書きたいのですが、とりあえず気が付いた残念なポイントをご紹介したいと思います。
(将来的にパモウナさんの商品が改良されることも願って・・・笑)
パモウナ食器棚の背面の作りが残念!
巾木よけがない
巾木よけ(幅木よけ)とはこれ↓
パモウナだけではなく、綾野製作所も巾木よけはありません。
巾木よけが無いのには、それなりの理由があるのだろうと思いますが、オプションで巾木よけ加工ができたらいいのになぁと思います。
コンセントプラグの厚みを逃すだけの空間がない
我が家では、コンセントが食器棚の背面にあるのですが、自分の都合のいいように、食器棚背面にはプラグの厚みを逃せる凹みがあるだろうと想像しておりました。
私がイメージしていたのは、こんな感じ↓(※ちなみに写真はカラーボックスの背面です)
では次に、パモウナの背面の写真をご覧ください↓
実際のパモウナの背面は見事な面一(ツライチ)。
(※大塚家具の店員さんが、この背面の仕上げを「面一(ツライチ)」と表現しておりました。建築用語で、突き合わされた部材に「段差がない状態」であることを指すそうです。)
ちなみに、綾野製作所の背面は面一(ツライチ)ではなかったのですが、プラグの厚みを逃せるほどの段差ではありませんでした。
ついでに、パモウナのコンセントプラグをご覧ください。
L字ですが厚みが結構あります。
↑このように、食器棚背面にあるコンセントにプラグを刺すと
↓これだけの隙間が空いてしまうんですね~
↑このすき間、嫌ですよね~(´Д`)ホコリがたまるし、あの黒いヤツ(G)が出没して、ここに逃げ込んだらどうします!?
ちなみに私はこのすき間がイヤで、コンセントの移設(増設)のリフォーム工事をしました。
食器棚背面のすき間を隠すことができるサイドパネルで、巾木よけ(巾木カット形状)もあります。
参照 パモウナ電子カタログ ESTETICA catalog5
パモウナのカウンター上のコンセント位置が残念!
これは、綾野製作所との比較になりますが、綾野製作所はカウンターの両サイドにコンセントがあるのに対し、パモウナは中央に1つです。
私は、カウンター上部にあまり家電を置かないつもりだったので、このコンセントについてはあまり気にしてなかったのですが・・・
いざ、オーブンレンジを設置してみて初めて、パモウナのコンセント位置がイマイチであることに気が付きました。
設置しているのは、幅50cmの中型オーブンレンジ(スチームオーブン)なんですが、中央のコンセントが丸見えになってしまうんですよ。
まぁ、見た目だけだし、気にしなければいいんじゃない?と思ったら・・・大間違い!!
上の写真はあくまでも、1200mm幅のパモウナに、500mm幅の中型オーブンレンジを置いている図です。パモウナの幅とオーブンレンジの幅の組み合わせによっては、コンセント部分にレンジがかぶってきますよね?
この下の写真をご覧ください。
もし、もっと大型のオーブンレンジだったら、このコンセントにぶつかってしまって、背面をピッタリくっつけて置くことができませんよね。(パモウナ本体の背面コンセント問題と似てる 笑)
すると今度は、オーブンレンジの奥行が、パモウナのカウンター部分に乗りきらなくなってしまうかもしれません。つまり、オーブンレンジの設置サイズの制約が多くなるということです。
パモウナも、オプションでコンセント追加ができるようですが、綾野製作所のように元々両サイドに(さらには縦方向に)コンセントが取り付けられている方がありがたいですよね~。
オーブンレンジも、サイドは2~5cm空けて設置して下さいという商品が多いので、ちょうどその隙間でコンセントをさせると、ベストですよね!
パモウナに貼られた注意書きシールの素材が残念!
お店の展示品には貼られていなかったのに、自宅に納品された商品にはデカデカと貼られている「注意書きシール」・・・
これがですね・・・
はがしにくいんです!!
とにかくはがしにくい!!ヽ(`Д´)ノ
短気な私は、怒り狂いそうになったくらいです(笑)
この目立つ場所に、このような中途半端なシールを貼る理由が全く理解できません!!
お風呂や洗面台に貼りっぱなしにしておくシールのように、丈夫で耐水性がある素材でもなく、かと言って、はがしやすい素材のシールというわけでもなく・・・
だって、10万円以上(場合によっては20~30万円以上)お金を払って、ワクワクしながら納品を待っているんですよ。
それなのに、届いた食器棚にはデザインを損ねるシールが貼られていて、簡単にはがすことができないんですから‥‥テンション下がりますよね(笑)
食器棚本体の作りや仕上がりだけではなく、こういった細部にまで心遣いができると、もっといいのになぁと思いました。
頑張って丁寧にはがしましたが、↑このようなベタベタのシール跡・・・。
ハンドクリームをこすり付けてどうにかキレイにしましたが、時間がかかって大変でした。(最初からドライアーで乾かすなどすれば、もっとキレイに剥せたのかもしれませんが、私がその方法を知ったのは、剥し終わってから…(T_T) )
ちなみに、ちなみに・・・
パモウナのカウンター天面にも、このような注意書きシールが貼り付けられていました↓
こちらのシールには「このシールは破棄しないで下さい。」という注意書きがなされているのですが、水にも強そうな丈夫なシールで、ツルンときれいに剥すことができました↓
コンセント横のシールも、同じ素材にしてよ!!ヽ(`Д´)ノ
パモウナに付属しているL字型の固定金具の素材が残念!
私が購入したパモウナには、↓このようなプラスチック製のL字工程金具が付属されていました。
地震発生時の転倒防止の役割を考えると、素材がプラスチック製という点で強度に不安を感じます。
詳細は別記事に書きましたが、パモウナ購入後に震度6弱の地震があり、やはりこのプラスチック製の固定金具は破損してしまいました・・・↓
※私が購入したパモウナ食器棚は比較的お手頃価格のVZシリーズなので、もう少し高価格なパモウナの場合は、もしかしたら固定金具もプラスチック製ではないかもしれません…
まとめ
以上、パモウナ食器棚の残念ポイント
- 背面の作り
- コンセントの位置
- 注意書きシール
- L字固定金具の素材
の4つをご紹介させていただきました。
パモウナ食器棚を検討中の方の参考になれば幸いです。
コメントをどうぞ!
めちゃめちゃ参考になりました!ありがとうございます!
みゅ様
うれしいコメントありがとうございます(^^)
私がこの記事を書いてからだいぶ時間が経っていますので、最新のパモウナ社の仕様は、念のため実物でご確認下さい!
こんにちは
この度、昭和感満載の食器棚からおしゃれな食器棚に買い替える為検討していたところ こちらのブログにたどり着きました。
個人的にお値段以下のN社は嫌でしたので他にいいメーカーがないかと思ってたところでした。
いろいろ参考になりました。
ありがとうございました。
スズキ様
この度はとても嬉しいコメントをいただき、ありがとうございました!
ブログにあーだこーだ書きながら、「これ、誰か読んでくれる人いるかな?(^_^;)」という不安がよぎるものですから(笑)
スズキ様の食器棚買い換えの参考になれば、私としても嬉しいかぎりです。
よい食器棚が見つかりますように・・・!
※「昭和感満載の食器棚」を想像しながら、実家に思いを馳せました(笑)