ついに中古マンションを購入!リフォーム費用がいくら必要かによって、住宅ローンの借入額が変わってきます。
中古マンション購入では、多額の諸費用(初期費用)がかかるので、思ったより頭金を物件そのものの代金に充てられないんだ・・・と肩を落としたのは、私のことです。
そこで考えたのが・・・
「子ども達もまだ小さくて汚すから、今急いで全部リフォームしなくてもいいんじゃない?まずは住宅ローンの借入額をできるだけ抑えて、リフォームは暮らしながらゆっくり検討する。その間にリフォーム費用を貯金すればいい!」という案です。
しかーーし・・・・!!!
検討に検討を重ねた結果、入居前にまとめて全部リフォームをしました。結果、大正解でした!!
リフォーム工事期間中に現場を見た時には、「入居前にやっておいてよかった・・・」と胸をなで下ろしました。
では、入居前にリフォームをするメリットをご紹介します。
入居前なら家具がない!
一番分かりやすいのが、床のリフォームです。
住み始めてしまうと、様々な家具が置かれます。特にLDKはソファーやダイニングテーブル、TVとTVボード・・・と大型の家具がてんこ盛りです。
リフォームする場合は、当然それらを別の部屋に移動しなければなりません。もちろん移動はリフォーム業者さんがやってくれますが、当然その手間賃も発生します。
さらに、リフォームの間、リフォームする部屋はもちろんのこと、家具を一時避難させている部屋も実質使えないですよね・・・。
「あれ」どこいった?あ~、あの中だけど、ソファーが邪魔で扉が開かない・・・みたいなことになります。
入居した状態で複数個所をリフォームする場合は、この家具や荷物の問題があるので、順番にリフォームを進めることになります。
つまり工期が長くなる・・・。その間、ずっとこの家具問題に悩まされるのです。
でも、入居前なら家具が一切無いので、並行して一気にリフォームを進めることができます。
作業スペースの確保
リフォームする場所とは別に「作業スペース」が必要になるケースもあります。
システムキッチンなら、各パーツがバラバラの状態で搬入され、現場で組み立てながら取り付けします。
それらを一時的に置いておくスペースも確保しなければなりません。
1日で終わる内容ならいいですが、そうでない場合は、数日にわたってそれらの荷物がジャマになります。日常生活を圧迫します。
それに、小さい子供がいる場合、それらに触らせないようにするのも一苦労です。状況によっては危険を伴うので、安全面からも入居前のリフォームが安心です。
リフォーム工事で発生するホコリや騒音ストレス
リフォームでは、既存の設備をいったん撤去する・・・という作業がありますので、その時にたくさんのホコリが舞い上がります。
先ほどの家具と同様ですが、TVやパソコンであれば、安全な場所に移動した方がいいでしょうし、移動し難い家具はビニール等で養生することになります。(ここでも養生費用が発生)
そして、電動のこぎりや、電動ドライバー、ドリルなど、様々な工具の音が鳴り響きます。
リフォーム工事中に現場を見に行ったとき、「こんな大きな音が出てるの?!お隣さんゴメンナサイ・・・」と正直ビックリしました。
リフォーム工事をしている横で、日常生活を送るのはかなりのストレスです。
リフォーム工事中の立会いや貴重品管理
マンションの場合、管理組合の規約で日曜・祝日の工事は禁止している所が多いです。中には土曜日も禁止のマンションもあるかもしれません。
となると、リフォーム工事は平日が中心。
共働き家庭の場合、リフォーム工事の立会いのために、何日も仕事を休めないですよね。
であれば、リフォーム業者さんに鍵を預けて、不在中にも工事を進めてもらうわけですが、やっぱり気になるのは貴重品管理。
元々の家具をあちこち移動させることも考えると、自分で紛失させる可能性だってあります。後から嫌な思いをしないためには、しっかり自分たちで貴重品を管理しておかなければなりません。
じゃあ、通帳とか印鑑を持って出勤するの?それも大変ですよね・・・
でも入居前なら大丈夫。貴重品なんて何もないので、安心してリフォーム業者さんに鍵を預けて工事を進めてもらうことができます。
まとめ
- 家具がないのでそれらを移動したり養生する手間賃が不要
- 入居中より入居前の方が、リフォームの工期が短くなる
- 家具の移動や養生などで日常生活に支障をきたさない
- 小さい子供がいる場合は、入居前リフォームの方が安全
- ホコリや騒音のストレスに耐えなくてよい
- 貴重品管理に気を遣わなくてよい
以上が、入居前にリフォームするメリット6点です。
中古マンションとは言え、念願のマイホームです。人生最大の買い物だと思います。そこで新しい生活を始める時が、一番ワクワクします。
築2~3年のマンションなら、どこにも手を加える必要がないかもしれませんが、築10年くらいになれば壁紙と畳だけでもリフォームするだけで全然違います。築20年になれば、水回りもだいぶ傷んできているはずです。
そこに何年暮らすことになるのかは分かりませんが、だからこそ、リフォームをして気持ちいい状態で暮らし始めた方が幸せです。
ということで・・・リフォーム予算はケチらず、思い切って入居前にまとめてリフォームしてしまうことをオススメします!
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