自己紹介のページにも書いていますが、築20年程の中古マンションをフルリフォームした際、水回り(キッチン、お風呂、洗面所、トイレ)は全てリクシルにしました。
今回は、その理由について、ブログ記事にしたいと思います。
大手メーカーとブランドイメージ
そもそも、キッチン、お風呂、洗面所、トイレなどの水回り商品を作っているメーカーはどんな会社があるの?というところに着目してみます。
水回り商品の大手メーカーと言えば、
- LIXIL(INAX,サンウェーブ)
- Panasonic
- TOTO
- クリナップ
- タカラスタンダード
あたりでしょうか。
知識のない一般人である私が、各社のブランドイメージをまとめてみると・・・
LIXIL(リクシル)
リクシルは2011年に、INAXやサンウェーブなど5社が統合してできた会社ですので、「リクシル」としてのブランドはまだ日が浅い方ですが、最近はだいぶ馴染みがでてきました。
Panasonic(パナソニック)
Panasonic(パナソニック)も、かつてはNational(ナショナル)ブランドでした。Panasonicに統一されたのが2008年ですので、こちらもまだ違和感を感じる方もいるかもしれません。
私もNationalブランドが無くなると知った時、すごいショックでしたが、最近はPanasonicブランドにも慣れてきました。
TOTO(トートー)
「トートー」とカタカナで書くと、すごい違和感がありますね(笑)
今でこそ「TOTO株式会社」という社名ですが、もともとは「東洋陶器株式会社」という会社です。東洋陶器株式会社だから「TOTO」なんですね。
私が東洋陶器株式会社を知らない世代だからか、TOTOはかなり洗練されたブランドイメージがあります。
クリナップ、タカラスタンダード
クリナップやタカラスタンダードも一流の大手メーカーですが、個人的には、LIXILやPanasonic、TOTOと比較すると、知名度は若干落ちる気がします。
家を建てたこともなく、リフォームをしたこともない一般人が、「キッチンやお風呂のメーカーで思いつく名前は?」と聞かれたときに、クリナップやタカラスタンダードは、最初に出てくるメーカーではないかな?と思うのです。
そして、これも完全に個人的な感想なのですが・・・
クリナップとタカラスタンダードは、ブランドロゴがカタカナのイメージが強く、少し垢抜けない印象です(笑)
タカラスタンダードは、HPを見てみると、Takara standard という青いロゴもありますが、「タカラ」という赤いカタカナ文字の方が、イメージとしては強いですよね。
でも、クリナップやタカラスタンダードを選ぶ人は、ちょっと玄人っぽいというか、こだわって選んでいるというイメージがあります。←これも根拠のない個人的な意見ですが(笑)
リクシルとの出会い
さて、そんな私がリクシルを選んだキッカケについてです。
私はたまたま、リクシルの「リフォームコンタクト」というサイトを見つけ、それを利用してリフォーム会社探しをしました。
そのせいもあって、リフォーム会社から提案された水回り商品は、全てリクシルでした。
相見積をとったリフォーム会社では、リクシル商品が最も割引率が大きいということでした。(これに関しては、以前、こちらのブログ記事「リフォーム一括見積りサイトは複数利用すればよかったなと少し後悔・・・」にも書きました。)
私自身、特にメーカーにこだわりはなく、価格も安く抑えられるなら、リクシルで決まり!!といった感じでした。
リクシルと他社メーカーの違い
リクシルで決まり!と思いつつも、他社メーカーを全く見当しなかったわけではありません。一応、ネットで検索してみるぐらいのことはしました。
いくつかの書き込みを読む中で、リクシルとはどんな位置づけなのかを何となくつかみました。
それは、「リクシルは、これといった強い特徴(面白み)がないが、その分、欠点もない。価格も比較的リーズナブル。」といった感じでした。
「無難」が好きな私にぴったりです(笑)
以前TVで、リクシルがシステムキッチンの開発をする様子を見たことがあります。実際に主婦にキッチンで料理をしてもらい、どんな動作に何秒かかっているのか?その作業をするための一連のアクションはどんなのものなのか?・・・といったことを、徹底的に観察して、商品開発に生かしているそうです。
まぁおそらく、リクシルに限らず、各社そのような研究開発はしているのでしょうが、そのTVを見ていたこともあって、リクシルへの信頼感は増していました。
リクシルで統一することのメリット
1.ショールーム見学が楽
冒頭に挙げた通り、大手メーカー各社に対して、大したイメージを持っていなかった私なので、どのメーカーがいいというこだわりもありませんでした。
唯一、トイレはTOTOのイメージが強かったのですが、全てリクシルで揃えることができれば、それはそれでメリットがあるなと感じました。
例えば・・・キッチンはクリナップ、お風呂はPanasonic、トイレはTOTO・・・なんてことになると、実物確認をするために、いくつもショールームをハシゴしないといけない事態になってしまいます。
つまり、水回り商品のメーカーを1社に統一することで、ショールームも1か所だけ足を運べばいいので効率的ということです。
実際、実物の確認、オプションの検討、色選びなどので、リクシルのショールームへ合計5回も行ったので、この恩恵はとても大きかったです。
ショールームへは、予約なしでプラッと見学に行くことも可能ですが、そのメーカーの採用を決定した後は、スタッフの方についてもらわないと、あまり意味がありません。
そのためには、予約が必要となるのですが、土日祝日は予約で込み合います。数社のショールームを回るとなると大変ですよね。
2.色合わせがしやすい
リクシルの場合、「クリエカラー」という色展開があります。
キッチンやお風呂などは、もっと別の色も数多く取り揃えられていますが、このクリエカラーをベースにコーディネートをすると、簡単にまとまりのあるイメージに仕上げることができます。
私はリフォーム会社からの提案もあって、ドアやフローリングはPanasonicにしたんですが、その点、色合わせがすこし面倒になりました。
フルリフォームするのであれば、水回り商品だけでなく、ドアやフローリングも同じメーカーで統一すると、色合わせがグッとしやすくなります。
そうなるとPanasonicかLIXILでしょうか。
でも、大手のリフォーム会社であれば、各社メーカーの色合わせが同時にできるよう、独自のショールームを構えているところもあるのかもしれません。
まとめ
以上が、私が水回り商品を全てリクシルで統一した理由でした。
もし、優柔不断で凝り性な私が、キッチンはどのメーカーにしよう・・・?お風呂はどのメーカーにしよう・・・?とメーカー選びからやっていたのでは、時間がいくらあっても足りなかったなと思っています。
リクシルにしてもパナソニックにしても、1つのメーカーに、また複数の商品シリーズがありますしね。
中古マンションを購入して、入居前にリフォームする場合、家賃と住宅ローンの二重払いを最小に抑えるためには、リフォームの早期完了が鍵となります。
これは私の個人的な意見ですが、上に挙げたような大手のメーカーであれば、どこを選んでもハズレはないと思います。
時間に限りがある方は、何かをキッカケに1つのメーカーで統一してしまった方が、後々のことを考えるとメリットが大きいですよ!・・という話でした(^_^)
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