私たちの中古マンションリフォームでは、お風呂は、LIXIL(リクシル)のマンションリフォーム用システムバスルーム「リノビオV」にしました。
「エコベンチ浴槽」というのは、リクシルの商品なんですが、こんな感じで、一部が少し高くベンチのようになっている浴槽のことです。
↑こちらの画像はリクシルHPよりお借りしています。
カタログ&ショールームで見ていいなぁと思い、色々と検討しました。
今回のブログ記事では、このエコベンチ浴槽についてご紹介したいと思います。
エコベンチ浴槽のメリット
エコベンチ浴槽って何がいいの?っていうところを、リクシルのカタログやショールームスタッフさんからのお話、はたまたネット上のクチコミなどで調べましたので、ご紹介します。
水道代・光熱費が節約できる
エコベンチという名前の通り、水道&光熱費が節約できるということが1つのメリットです。
エコベンチ浴槽と、そうでない浴槽を比べると、満水容量が35L節水できるそうです。水だけでなく、お湯を沸かす光熱費も一緒に節約できますので、一石二鳥です。
半身浴ができる
バスタブにお湯をたっぷり入れた状態でも、ベンチ部分に座れば、簡単に半身浴ができます。
家族の中に、たっぷり肩まで入りたい人と、半身浴をしたい人がいる場合、お湯を捨てたり注ぎ足したりしなくていいので、とても便利そうです。
段差部分に足をのせると姿勢が楽
これは、ショールームのスタッフの方から聞いた話なのですが、下の図の左側のように、段差部分(ベンチ部分)に足をのせると、腰への負担が軽くなり、楽な姿勢が保てるそうです。
ショールームでは、実際にこのエコベンチ浴槽の中に入ってみることができるのですが(もちろん洋服を着たままですよ 笑)、お湯がない状態だと、そこまで腰が楽とは感じませんでしたが、スタッフの方のお話だと、お湯をためると浮力が働いて、全身楽に体を伸ばせるそうです。
浴槽へ出入りする際、ステップとして使える
最近のユニットバスは、またぎ高さが低くなり、昔の浴槽と比べるとだいぶ出入りが楽にできますが、それでも2~3歳の子供が自力で浴槽に入ったりするのはちょっと難しくて危険です。
でも、このベンチ部分をステップ(階段)のようにして使えば、小さな子供でも自分で出たり入ったりすることができます。
これは子供だけでなく、高齢者の場合でも同様のことが言えるかと思います。
小さな子供と一緒に入りやすい
特に冬場など、肩までしっかりお湯に浸かりたい時もあると思うのですが、小さな子供(1~3歳)にとっては、お湯の量が多いと少し動きにくく、水ポチャする危険も高まります。
0歳の赤ちゃんで、必ず大人の抱っこで入っているうちはまだいいのですが、歩けるようになると、おとなしく膝の上に座っていてくれません。
お湯がたっぷり張ってあると、浮力も働いて、余計に赤ちゃんの足元が不安定になるんですよね。
でも、浴槽の一部がベンチになっているので、そこに子供を座らせれば、大人も子供も双方にとって快適なお湯の深さになります。
子供ウケがいい(笑)
何それ?って感じですよね。でもこれ、本当なんです。
私が始めてリクシルのショールームへ見学に行った際、子供も連れて家族4人で行ったのですが、当時4歳だった娘が、このエコベンチ浴槽を一目見て「これがいい♪」と言ってルンルンで浴槽の中に入って行きました。
ベンチ部分に座ったり、ベンチ部分をテーブルのようにして座ったりして、「このお風呂にしてほしい!」と言っていました。
その後も、自宅の普通の浴槽に入っていると、思い出して「あのイスみたいになってるお風呂がいいなぁ」と言っていました。
しかしこれは、うちの娘に限ったことではないようです。
何度かショールームへ足を運ぶ中で、他のご家族のお子さんも「このお風呂がいい!」と言って、エコベンチ浴槽を気に入っている一部始終を見かけました。
さらには・・・
ネット上で、エコベンチ浴槽の口コミを調べていると、とあるブログで、「娘がエコベンチ浴槽に一目ぼれしたので、エコベンチ浴槽を採用することにしました。」といった内容を見つけたのです(笑)
うちの娘にしろ、たまたま見かけた他のお子さんにしろ、一目ぼれって表現、ピッタリです(笑)
改めてうちの娘に、「どうして椅子みたいになっているお風呂がいいの?」と聞いてみると、「そこに座りたい♪」「そこを机にしてオモチャで遊ぶの♪」と言っていました。
一つ上の「小さな子供と一緒に入りやすい」に書いた通り、ベンチ部分に子供が座ってくれることが大事なので、子供が気に入ってくれることが必要不可欠です。
以上、エコベンチ浴槽のメリットをまとめてみました。
リクシルのエコベンチ浴槽と同様の他社製品
このブログを読んで下さる方の中には、リクシル以外のお風呂を検討している方もいると思うので、一応、他社製品についても調べてみました。
このエコベンチ浴槽のようなバスタブは、リクシルだけでなく、他社でも作っているようです。
以下、一部ですがご紹介します。
TOTO
マンションリモデルバスルームのシリーズ
浴室サイズが1620J、1616J、1418J、1416Jの「ラウンド浴槽」が、半身浴を楽しめるステップ付きになっているようです。
戸建住宅向けシステムバスルーム サザナ
浴室サイズ1818、1620、1618、1616、1717の「ラウンド浴槽」が浴槽内ステップ付です。
Panasonic
リフォムス
パナソニックのリフォーム向け商品「リフォムス」というシリーズのタマゴ浴槽、ナナメ浴槽、いずれにもベンチ部分があるようです。
クリナップ
ユアシス
ユアシスというシリーズでは、「半身浴浴槽」という名前で、このようバスタブが用意されています。
アクリアバス
アクリアバスというシリーズでは、スマート浴槽、スリースタイル浴槽にベンチ部分があります。
タカラスタンダード
タカラスタンダードでは「インペリオ」「ルーノ」「ミーナ」「伸びの美浴室」というシリーズに「のんびり半身浴槽」という商品があるようです。
形はメーカーによって多少異なりますが、各社作っているということは、現代のニーズ(節水や長風呂)に合っていて、売れる商品なのでしょうね!
まとめ
以上、段差(ステップ)がある浴槽についてご紹介しました。
いかがでしょうか?とても魅力的に感じませんか?
色々とメリットが多いので、私は「エコベンチ浴槽で決まりかなぁ~」と思っていたのですが・・・結局、エコベンチ浴槽はやめました。
つづきの記事はこちら↓
コメントをどうぞ!